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学校は相変わらずのやる気の無さです。
今日1時間目に行ってみると、
2人(笑)
あらー。こらやべぇか?
と思っていたら、みんな外にいました。
どうやら昨日
「実験するから、葉っぱとって来いよ~」
といわれたのを覚えていたようです。
もちろん普通に遅刻のやつもいますが…
今日の実験は双子葉類の分類。
維管束植物・被子植物・双子葉類は
植物の中でも一番大きなグループです。
僕はあまり植物が得意ではないので、
植物の名前を言うことは不可能ですが、
どのように見分ければいいかは知っています。
花でも見分けれますが、
今回はどの時期でも見られる葉っぱを
使います。
おんなじように見える葉っぱですが、
左から・・・
葉っぱの端がなめらかなもの。
ギザギザ(鋸歯)になっているもの。
葉脈が同じ場所で分岐しているもの。
交互に分岐しているもの。
葉脈が次の葉脈に繋がっているもの。
繋がっていないもの。
葉脈がふちまで達しているもの。
達していないもの。
などなどよ~く見てみると、
葉っぱ1つでいろんな違いがあります。
日本のウェブサイトなら
この情報から植物を同定できるかも?
(あんまやっとことない。)
「黒板に書いたはっぱの特徴を
全て持ってきてスケッチしろ!」
というのが今回のアクティビティ。
もちろん一枚の葉っぱに何種類かの
特徴が入っているので、とってきた
葉っぱによってはスケッチする枚数も
変わってきます。
↑結構真剣にやってくれました。
そして、スケッチにはかなりの時間
が必要です。特にパプアの生徒なら
なおさら時間がかかります。
そこで今回は、鉛筆でトレース
する方法を採用しました。
”フロッタージュ”という美術の
技法らしいです。(前の職場で
美術の先生から教えてもらった。)
生物的なスケッチとしてはNG
ですが、今回は「形と葉脈」
に観察対象を絞ったので採用しました。
これなら彼らでも素早く正確に
葉っぱの特徴を記録できます。
(押し花にしてもいいですが、
多分しばらくしたらなくす。)
おんなじような葉っぱでも
よく見たら違いがあるんか!
ということに気が付いて、
ちょっとでも彼らの視界に入る
景色が変わればなぁ・・・
と思っています。
今回はこの実験と並行して
植物の分類の復習をしました。
パプアには日本のように模試が
ないので、一度習ったことは
それ以後ノンタッチです。
こんな感じで1学期2学期で習った
ことを実験をしていけば、
いい復習になるかなぁ~・・・
と思いながらやっています。
明日も違う実験をします。
お子さんの夏休みの自由研究のネタに
困ったらぜひ!(気がはやい。)