考えたこと・感じた事

2年間JICA海外協力隊に参加してどう変化したか。

3年前、新卒から2年間

岡山県の公立高校の講師を

していた状態からJICA海外協力隊に応募。

 

その後パプアで2年間

セカンダリースクールの先生

をしたわけですが、今回は

この2年間で自分に

どういう変化が起きたか

記事にしたいと思います。

 

 

以下、自分の変化した点(目次です)

 

 

専門スキル(授業)

簡単に言うと僕の場合は授業力です。

 

JICA海外協力隊に応募する際には

大体の方が自分の一番自信のある

分野の職種で挑戦することになると思います。

 

日本と全く同じような業務内容が

JICAの要請に書いてあっても

やはりそこは途上国。

求められるスキルが全然違います。

 

授業の場合はこんな感じで違いました。

 

日本

・知識知識知識知識知識知識知識知識知識知識

・試験問題を解く力

・生徒指導力

 

パプア

・知識

・生徒を惹きつける力

・生徒に理解してもらえる力

 

わかりやすいですよね笑

 

パプアにも国家試験があるので

日本でやってるようなスキルも

求められるんですが、

日本みたいに範囲がアホみたいに

広いわけでもないし、

時間にも余裕があるので

そこまで気にせずに済みました。

 

それにパプアでは

国家試験後に

大学に行けたとしてもいい人生が保障されるわけではない

(パプアの東大、UPNGでも就職率は10%弱しかない)

ので、そこまで受検勉強に躍起になる意味もありませんでした。

(勉強したい子は教科書や問題集を渡せば自学自習できるので。国家試験もそこまで難しくはないので勉強時間が確保できれば大丈夫。)

 

となれば授業で求められるのは

『ちゃんと理解してもらえるか』、

『「次の授業にも出たい」と思ってもらえるか』

の2点のみ。

 

シンプルですが、

これを本気でやると

結構難しくておもしろかったです笑

 

特に映像教材も

実験器具もない環境、

生徒の理解度も高くない状況で

授業内容をきちんと理解してもらうには

それ相応の工夫が必要でした。

教科の内容、勉強することの本質を考えさせられた2年間になりました。

 

具体例はこのブログの

「青年海外協力隊の活動」

のタブを開いてみて下さい。

なんか色々書いてるはずです笑

 

 

コミュニケーション能力

元々僕は自分の意見を言うのが苦手な部類の人間でした。

なぜなら意見を言ったとしても

周りがどう変化するわけでもないから。

 

はっきり言わなくても

日本人は『察する』力が

異様に高いので、それに甘えていた面もあったと思います。

 

 

ですが、パプア人は

察する力が欠落してるんです…

※もちろんちゃんと察することのできる人も一応います。

 

 

これは正直一番キツかった

 

基本パプア人との会話で

遠慮したり、回りくどい言い方で伝えたとしてもいいことがありません。

 

自分のしたいこと

相手にしてほしいこと

してほしくないこと

自分の気持ち

は自分のできる限りを尽くして

伝えなければ絶対に後で困ったことになります。

 

特にパプアでは

素直に「わからない」ということに

かなり抵抗をもつ人が多いのか、

ウソでも何でも口から出任せを言ったり、

見栄を張ったり、都合のいいことを

言われることが多いのでちゃんとコミュニケーションを取らないとめちゃくちゃになるので…

だってパプアだから…123(気持ちいいくらい言ったこと守らんね、君たち。)

 

 

言語が違う環境でコミュニケーションを

取ることは難しいですが、

言葉がわからない時は、日本語でも何でもいいから自分の気持ちは相手に示すべきです。

 

特に怒りは。

 

そうでもしないと、

パプア人には伝わらない、

いい加減な仕事をされてしまう

ことがあるので、全力で食い下がるコミュニケーション能力がつきました笑

(何回パプア人に向かって、○ね!○ソが!○○○○れ!って言ったかわかりません笑 これは直さんとなぁ…)

 

やっぱりトラブル発生…奇跡的に飛行機に乗れませんでした(泣)

 

出たよ…そういうやつ。話が通じないやつ。(首都の銀行)

↑この時は結構むちゃくちゃ言いました…

 

日本では絶対に身につかない能力が身についたと思います笑

 

 

 

問題解決能力(突破力)

基本的にものがない途上国。

ネットも電気も水道も弱いし、

日本で困らないようなことで困ることが多いです。

 

生活面でも業務・活動に関する

ことでも、両方で困ることが

起きるわけですが、大体の場合、

工夫すれば何とかなるもんです笑

↑水とか食料の問題とかね笑

 

遅いネットでも何でも

使えるものは何でも使って

解決してやる…!

てな感じのマインドセットや

異様なまでのGoogle検索力が身につきました笑

精神力

上記の3つが身につけば

大体のことは解決できます。

しかし、この3つで

解決できないことは

精神に異常なストレスをもたらします。

 

主にこのストレスは

『文化の違い』『貧困』

から生じることが多く、

協力隊員にとっては

絶対に避けて通れない壁になります。

↑話の通じないパプア人ども…怒

 

僕の場合は以下のことが超絶なストレスでした

 

文化の違い(同僚のパプア人が…)

・トイレをちゃんとできない

・水を管理できない

・夜うるさい

・食器等を片付けないのでネズミ、ゴキブリ、ウジを大量に呼び寄せる

 

貧困

・電気が1日の半分ないしは1/4しか使えない

・水が安定しない

・街までの距離が遠い(往復80km)

・プリンターが使えない

 

そして一番のストレスは

これらのことから生じる気持ちをパプア人とは共有できない

ことです。

 

そう、一人なんです。

何をするにも

異文化の中では自分は常に少数派。一人です。

 

なぜなら僕たちは日本人だから。

その国の人とは異なる文化、

環境で育っているので

気持ちをわかってもらえることは

基本的にはありません。

※数少ないまともなパプア人のMrグニギムとも気持ちの共有は基本的にはできません

 

この環境で生活することが

『海外で生活する』ということの本質なんだと思います。

 

やったことのある人にしかわからない

『海外旅行とは違う点』ですね。

そら精神強くなるわ笑

↑最終的に断水を楽しみ始める服部

 

まとめ

以上の4つが自分の中で大きく変化した点だと思います。

 

ですが、

同期隊員を見ていると、

基本的に自分のもっている

個性がより強くなる変化傾向にあるのかな~と思いました。

↑もともとおかしいやつばっかりだったのに帰る頃には更におかしくなった2017年度3次隊…。

 

なので、

JICA海外協力隊は

自分の個性や本質、

「自分は何者なのか」を見直すとてもいい機会になります。

 

それだけでも

参加する意義があると思うので

JICA海外協力隊や海外での生活に

興味がある人は是非トライしてみて下さい!

以上、

異国の地でJICA海外協力隊を

2年間続けて自分がどう変化したか

の記事でした!

 

 

 

 

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