6/12/
明日は最後今学期最後のテストです。
テスト前に範囲ではないトピックをやるのも
あれなので、心臓の解剖(演示実験)をやりました。
↑カメラ(写真左上)に指かかってんぞ?の顔。
去年も同じことをやったんですが、
久しぶりにやってみると、
案外解剖のコツとかを忘れていたので、
ちょっと羊の心臓のデータを残しておこうと思います。
(グロイのが苦手だという方はここから先は
オススメできません。ご注意ください。)
それでは、やっていきましょう。
気分は心臓外科医です。
ロゴはおふざけで作りました。
執刀医:服部
助手:ブレンディ
でやっていきます。
哺乳類系はみんな2心房2心室?
(日本語忘れた)の心臓なので、
ほとんど構造的には人間の心臓と同じです。
心臓は握りこぶしぐらいあるそうですが、
こいつもおなじぐらいでしたね。
↑線の部分に右と左を分ける仕切り
※Septumがあります。(※ごめんなさい、日本語知らない…)
脂肪とかがついていて
見分けがつきにくい時もありますが、
それっぽい所を押して
ゴリゴリしていると
そこが仕切りの部分です。
明らかに仕切りが左方向に偏っているので、
これが正面。(たぶん。)
左心室(向かって右下方向)は
全身に血を送るポンプの役割を
しているので、高い圧力を生み出すために
筋肉も大きくなっています。
切って断面を調べると、大きさだけではなく、
壁の厚さも分厚いのがわかりますね。
パプアの生徒は平面で心臓の断面図を
見せられても、血の流れを想像するのが
苦手なので、実際にどこから血が入って
出ていくのか見せます。
指を通して大静脈から…
説明・解剖しましたが、
「これは何?」と聞くと、
十中八九間違えてくれるので、やって正解でした。
開いて中を見てみると、
白いすじすじとつながった薄い膜が
見えます。これが弁です。
教科書だとこんなに薄いことはわからないので、
実際に見せると、「どれが弁!?」となって面白いです。
はい。こんな感じで、
演示実験をしました。
手が汚れるのが難点ですが、
パプアでは羊の心臓がお肉コーナーで
たくさん売っているので、
この実験は非常にやりやすいです。
片づけは助手がやってくれるしね(笑)
以上、
心臓の解剖、演示実験の話でした!