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ボランティア調整員の
髙森さんと松田さんが
ホスキンスセカンダリーに
やってきました。
授業を一つ終えた後、
お二人を案内したんですが、
ホスキンスは敷地がめちゃくちゃ広いので、
案内するのが大変です。
それでもぐるっと
敷地内は案内したので、
今回の記事ではホスキンスセカンダリーの
概要と、学校関係者が住んでいる
範囲全てをまとめて紹介したいと思います。
まずは、全体像がこちら。
総勢1300人超
(去年より増えた…)
の生徒が学んでいます。
主要な施設を紹介していくと…
①ニューホール
飛行機でホスキンス空港に着陸する時
にもよく見える赤い屋根の新しいホール。
この大きさで屋根のある
集会場所は結構重宝されてる。
講演会、全校集会、大規模な試験、
イベントでは皆がここに集まります。
②校庭?
だだっ広いサッカーコート数面は取れる
校庭的な広場。
毎週木曜放課後の体育の時間で
使われたり、僕の所有する(笑)サッカーチームの
練習に使われたりする。
雨季の間はほとんど使われないため
引っ付き虫がボーボーになる。
(今年はいまだに雨季っぽいので中々スポーツが始まらない)
③広場
校庭があるにもかかわらず存在する
サッカーコートが取れるだけの
面積は余裕であるが、地面がボコボコ
過ぎて競技には向かない。
子どもたちの遊び場か
僕が実験で使う程度でしか活躍の機会がない
何とももったいない広場。
雨季には一面水浸しのプール状態になる
僕の通勤路。
④オイルパーム×2
学校所有のオイルパーム。
パームの出荷もしているので、
ホスキンスの貴重な収入源にも
なっているはず…誰が管理しとるんか知らんけど。
⑤男子寮⑥女子寮
約600人ぐらいが寝泊まりする寮。
女子寮の方が新しく建てられた。
スクールトラックが壊れているせいで、
必要な物資を運搬できないため、
今年はほとんど機能していない。
男女のすみわけはめちゃくちゃ厳しく、
異性の寮に侵入した際は、
一発退学級のパニッシュメントが待っている。
去年は女子寮に
「日本兵のお化けが出た!」
と大騒ぎになった。
参照記事↓
⑦食堂
600人の寮生の食事を出す場所。
食事と言ってもパプアの食事なので
カップ麺とごはんとツナ缶、草で作られた
マギー丼(カップ麺の名前がマギー)しかふるまわれない。
その他にも
講演会でスライドを使うものや、
寮同様、ここも今年はほとんど機能していない。
オイルパーム以外の作物を育てている敷地。
アイビカ(食べられる草)がメインの作物で、
農業の授業で使われる。
収穫したアイビカは
食堂で使われたり、株分けして
他の教員の庭に植えられたりする。
基本手入れはされていないが、
いつも大量のアイビカが収穫されている。
⑨教室
ホスキンスのスクールカラーである
黄色と茶色に塗られた建物。
の際には「マウピニスバナナ(腐ったバナナ)」
とバカにされている(笑)
去年の暮れに
防犯用の鉄柵を出入り口につけたが、
担任がカギを掛けないので
全く意味をなしていない。
⑩教員住宅(新)
ホスキンスの大多数の先生が住んでいる敷地。
作りは2階建てのいい感じ
住まいになっている。
僕がここに赴任する前は
この敷地にある住宅が僕の住む家として
写真で送られてきた。(とんだ詐欺)
全く同じ作りの建物が並んでいるので、
どれが誰の家なのかほとんど見分けがつかない。
⑪教員住宅(旧)
Mrグニギムやうちの理科主任、
副校長などベテラン先生が住んでいる
1階建ての教員住宅が並ぶ敷地。
新しい住宅の敷地よりも
土地がビミョーに低いため、
ポンプでくみ上げられた
地下水がいきわたりやすい。
らしい・・・
※僕の住んでいる寮は例外。
はい。こんな感じの
施設が約300,000平方メートルに
わたって広がっているホスキンスセカンダリー。
※東京ドーム約6個分。
いかにとんでもない広さの
学校かわかっていただけたでしょうか。
案内するのも一苦労だし、
未だに行ったことのない場所や、
どこにだれが住んでいるのかわからない
敷地でいっぱいです。
西ニューブリテン州に来た際には
街に行く途中に必ず通ることになるので、
ぜひ一度お立ち寄りください(笑)
以上、
ホスキンスセカンダリーの敷地を
こんな感じで案内したよ!
っていう記事でした!
疲れた(笑)