10/17
教育分科会のメインイベント、
サイエンスショーを渡辺さんの
配属先アドベンティストプライマリースクール
でやります。
午前中は現地の先生の授業見学。
渡辺さんの模擬授業も見学します。
午前中ずっと
プライマリースクールの生徒たちを
見ていて思ったことは…
俺絶対こいつらムリ。
子供が嫌いなわけではないんですが、
すぐにギャーギャー騒ぎ出す、
歯止めが効かない、
元気すぎる
そんな生徒たちを
授業しながら制御するのは絶対できない…
一緒に遊ぶとか、
一対一なら全然いいんです。
でも十人十色の生徒を一つの同じことに
集中させるのは難しいなぁと思いました。
今回の教育分科会の
参加ボランティア9人のうち
7人がプライマリースクール(小学校)の
ボランティア。
JICAボランティアの中でも
トップクラスの割合を誇るのが
この職種ですが、本当にすごい仕事だなぁ
と改めて思いました。
僕がプライマリーの先生だったら、
多分生徒に石ぶつける。
(それくらいパプアの小学生は言うこと聞きません…)
午後
サイエンスショーを全校生徒
200人に向けて開催します。
トップバッターはパプアの中で
もっとも厳しい任地の一つマヌス
で活動している今泉くん。
彼は心理学に精通しているので、
目が錯覚を起こすよう加工した
人の顔写真で生徒を笑かしまくります。
2番バッターは小田さん。
名前がODAというJICAの事業
(ODA:政府開発援助)をするために
生まれてきた僕と同い年(見えない)の同期。
唯一トイレ(屋根なし&暮石みたいな形らしい…)が家の外にある恵まれない隊員。
2つの本のページを一枚ずつ
交互に重ねると摩擦力が大きくなって
2人で引っ張っても離れない実験。
と糸電話で伝言ゲーム実験の二刀流。
糸電話は実験終了後に生徒に引っ張りだこでした。
粉塵爆発やったった。
ウケたウケた。(前髪は焼きませんでした)
ラストは山﨑君。
ホスキンスでやった時より
飛距離は出ませんでしたが
大いに盛り上がりました。
パプア人は異常に沸点が低いので
盛り上がるのに困ることはありません。
小学生にどこまで伝わっているのか、
理解されたのかはわかりませんが、
とにかく「おもしろい!」
と思ってもらって、理科へのやる気に
繋がりさえすれば上出来かな~?
と思っています。
僕としてもこの実験は
日本でやったことがない(多分やったら怒られる)
実験でしたが、一から実験の装置を考える、
作り上げることができたのでとても面白かったです。
教育分科会のメインイベントも
これで終わり。
実験をしなかった隊員の先輩も含めて
お世話になりっぱなしの1週間でした。
ありがたい限りです。
明日以降は帰る準備もしながら、
ゆっくり活動します。
早く帰ってブレンディを撫でたいです笑