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授業の準備をします。
トピックは「胚乳」。
植物は卵の時、動物のように
卵黄や胎盤から栄養をもらえないので、
「胚乳」という組織から栄養をもらうよ
という種子の構造授業です。
日本でなら米が
この授業にもってこいの教材
(僕たちがいつも食べているのは
お米の胚乳の部分)なのですが、
いかんせん小さい&白米は胚乳の部分だけ
になっているので面白くありません。
(玄米ならok)
そこでもってこいの教材がこちら!
※液体(ココナッツジュース)も胚乳です。
つまり、ココナッツはこれ自体が種。
これを包んでいる木質な部分が果実
ということになります。
このくそ硬い種の中から
芽が出てくるわけですが、
少し古くなったドライココナッツには
ちゃんと芽が顔を出しています。
典型的な胚乳を持つ種子「有胚乳種子」ですね。
実はこの「胚乳」ほとんどが単子葉類
で作られる組織です。
なので、葉っぱや根っこで見分けていた
「双子葉類(葉:横に広い、根:主根側根)」、
「単子葉類(葉:細長い、根:ひげ根)」を
種を調べることで見分けることもできます。
葉っぱ:他の植物にはない形…
根:木がでかすぎて根を引き抜けない…
と判断しにくい植物なんですが、
種子に中身を見れば「単子葉類」
だと一発でわかりますね。
ちなみに、オイルパームも
ヤシの木と同じような形ですが、
これも胚乳があるので、単子葉類です。
明日はこれを授業でやります。
ココナッツうめ~笑