6/20
昨日は山﨑君のうちに泊まって
朝PMV(バス)に乗って帰ってきました。
生徒は完全にやる気がありませんが、
今日も実験です。
今日の実験は気孔の観察。
気孔なんて簡単に見れるんじゃないの?
と思われる方も多いと思いますが、
実は意外と顕微鏡で観察できるもの
は想像よりも少ないです。
複雑な染色などの前処理が必要だったり、
小さすぎてあまりよくわからなかったり…
気孔も葉っぱを観察すれば
いいんじゃないかと思われがちですが、
顕微鏡で葉っぱの裏側を見ても、
ただの緑色の表面が見えるだけです笑
ですが今日は簡単に気孔を観察できる
方法を紹介します。
今回採用したのはレプリカ法。
使用するのはマニキュア(透明)。
スライドガラスが無くても、
観察できます。
セロハンテープを貼って、
剥がすと、マニキュア部分が取れます。
これを観察します。
要は気孔の鋳型をマニキュアでとって
観察するだけです。
50倍
100倍
400倍
気孔は葉の裏面にあると教科書には
書いてありますが、実際には
おもて面にもある植物もいます。
簡単な顕微鏡があれば観察できるので、
お子様の夏休みの自由研究にぜひ笑
結構簡単な操作ですが、
生徒はバンバン失敗します笑
顕微鏡の使い方を忘れている。
(予想内)
マニキュアが乾かないうちに剥がしてしまう。
(パプア人っぽい)
マニキュアを塗った直後にセロテープで密閉。
「乾かす」という概念がわかっていない。
(予想外。ある意味天才。)
などなど……
まぁ、気孔のいい復習になったのでOKです。