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今日も実験で復習の授業をします。
今回の実験は「酵素」の実験です。
前回にも投稿した過酸化水素と
肝臓を使った実験はパプアでは
実施しにくい(材料がそろわない)
ことが判明したため、
別の酵素の実験を考えました。
今回のトピックは
「酵素には働きやすい温度とpHがある」
です。
やり方は簡単。
【いるもの】
・コップ
・ドライイースト
・氷
・お湯
・みず
・酢
・洗剤
・砂糖
を用意。
今回はイースト菌の発酵が
酵素によって行われていることを活用します。
コップにイースト、砂糖、水
を入れるとこんな感じで泡立ちます。
これはイーストが砂糖をエネルギーに
発酵を行っている証拠です。
この発酵は酵素が深く関わっていて、
この事件の肝は・・・
・この泡ができない⇒酵素が働いていない
・泡ができる⇒酵素が働いている
ことを目で確認できることです。
酵素は小さく、観察することはできませんが、
泡の有無でその存在を確認することができます。
さらにパプアでもイーストは売っていて、
よく近所のおばさんがパンやクッキーをくれる
ことから身近な存在であることがわかります。
⇒パプアにもってこいの実験!
そして、
「このイーストの酵素は何℃、
どのpHで一番よく泡立つのか
を調べろ!」
が今日のアクティビティ。
お湯と氷で水温調節。
酢(酸性)と洗剤(アルカリ性)でpH調節。
後は泡立つか泡立たないかを待つのみです。
(10分以上発酵に時間がかかるのが唯一の難点)
1班に1つのコップを担当させ、
分業制で結果を確認⇒黒板に全班の結果を書かせる
の流れで行けると思っていましたが、
ミスった・・・
ここパプアだった。
パプア人は列を作るとか、
話し合うのがヘタクソ。
↑教卓前がごった返します(笑)
どの班が何を担当する?
でかなりの時間を喰ってしまいました(笑)
ですが、普通に実験自体はうまくいったので
よかったです。
↑こんな感じで水温を変えるだけでもあからさまな違いが出てきます。
このブログを読んでいる方、
お子さんの夏休みの自由研究にぜひ!(気がはやい)
答えは自分で実験して確認してね!