考えたこと・感じた事 青年海外協力隊の活動

実習生の授業評価シート。(意味あんのかこれ…)※長いです!

8/27午後

大学の先生と

うちの理科主任が
大遅刻かまして

おじゃんになったMrモンドルの授業

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僕はたまたま見ていたので

その授業の評価を
書いてくれないか

と頼まれました。

 

別にいいけど、

それって貴方達、

大学の先生の仕事じゃないのか!?
ちったぁ、プライドを持てパプア人…!

(裏を返せば何でもやらせてくれる柔軟な奴らです(笑))

 

まぁいいや

 

パプアの実習生の

授業評価シートはこんな感じ。

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案外しっかりしてる

 

実はこれ

3枚組の転写シート付きで
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一番上の白色は大学、

真ん中の緑色が実習生、

一番下の黄色が評価者の控えになります。

 

流石にどう書けばいいのか

わからなかったので、

例として大学の先生が

他の実習生の評価をしたものを

見せてもらうことに。

 

これがその写真なんですが

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まぁ

テキトーですわ

例として見んでもよかった

 

5段階評価で3をつけているのに

コメントはvery good effort!

(よく頑張りました!)

の箇所が何個かあるし、

「はっきりしゃべりましょう。」

「板書の計画をちゃんとしましょう。」

てな感じの
超初歩的な

ことしか書いてない

 

肝心のテクニックに関しての

アドバイスは全く無し。

 

簡単に言うと、

完全に形骸化
してしまってますね。

 

やる意味が全くない

 

日本と違って、

実習に来たらほぼ間違いなく
先生になる
パプアの実習生。

(パプアで高校の先生になるのはかなり難しいらしいです)

 

そいつらに

こんなショボい
評価したら
ダメだよ

 

まぁ

いい授業がどんなものなのか

一度も見たことのない可能性のある

彼らには技術指導自体ができない

のかもしれません

 

そんなことを考えながら

ザクッと書いて

提出しときました笑

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マジメにけなしつつも

総合評価は4にしときました。

(他の実習生より酷く書けばMrモンドルが損をするから。)

 

もっとコテンパンに

書きまくってやりたかった

ですが、まぁいいでしょう…

 

 

/////(忙しい人はここから読まなくてもいいです)/////

 

何で僕がこんなに目くじらを

立てて怒るかと言うと、

日本でも同じような
経験があったから。

 

僕は初年度から

学校で1人だけの生物教員でした。

授業はドヘタ ()

 

何とか自分の授業を

改善したかったんですが

他に生物の先生はいないし、

研修や授業研究は

なんかパッとしないものばかり

(というか、現場は忙しすぎて授業がサブ、的な感覚があります…)

 

情報量がひたすらに

多いだけのトピックを

どう生徒に伝えるか、

難解で複雑・説明すれば

殆どの生徒が寝てしまうトピックで

どう工夫するか。

 

具体的な答えが欲しかった。

 

でも実際は

「教科書の提示装置をうまく使って~」

とか

「グループワークをして~」

とか、
そういう抽象的な

ボンヤリとしたテクニックしか

知る機会がありませんでした。

 

本当に困った記憶が
今でも鮮明に残ってます
()

 

思い返せば
大学時代もそうだった。

ヘッタクソな授業をして、

定年退職したおじいちゃん講師が

やんわりした評価をくれて、

具体的なテクニックなんて

全く習わなかった笑

 

声の出し方を工夫しましょうとか、

板書をきちんと計画しましょうとか、

経験で自然に身につくような

曖昧なテクニックを

教授法?とか言って

習ってた気がします

 

そんな小手先
テクニックじゃなくて、

授業の核になり得る

ものが知りたかった。

 

面白い授業の共通点は何か、

生徒の頭がアクティブになっているのは

どんな時か、先生が考えるべき
授業の
テクニックって
そういうことのような気がします。

 

どんな授業にも
当てはめる
ことのできる

本質的な授業のテクニック…。

 

僕の場合、

たまたま前の職場には

若い先生がたくさんいて、

毎日夜遅くまで一緒に教材研究を

してくれた先生がいたので、2年間で

いくつかの本質的なテクニックを
身に着けることができました。

(ほんとにただただ運が良かった…。)

あの同僚の先生たちがいなかったら
多分未だに悩んでると思います(笑)

協力隊で

技術補完研修を受けた時、

自分の身につけたテクニックの数個が

途上国でも通用する確固たるものとして

紹介されているのを見て

このテクニックは間違いないものだと確信。

 

実際にかなり学力が低い

パプアの生徒にも飽きさせず

いい関係を築きながら

授業はずっとできてるので。
(今のところ、授業の内容で困ったことはない。)

 

 

パプアに来てからも

莫大な時間を教材研究に費やすことが

できたので、理科だけで考えれば、

授業を改善するための
本質的な
テクニックは
10以上紹介できるようになりました。

 

でも実は

このテクニック、

いくらネットで検索しても出てこないんです…

 

天下のYouTubeでも

Googleでも、検索しても

ヒットするのはトライのオンライン塾か

文字媒体の指導案ばかり。

(日本教員時代からずっと検索してますがほとんど変わりません…)

 

日本に何人の教員がいると思ってんの…?

 

5Gが到来しようとしている中で、

文字媒体だけで授業がうまい先生の

授業を共有しようと未だにしている

日本の教育系機関があほらしくて仕方がないんです…

 

そのせいで過去の僕は

大いに苦しみました()

僕の前の職場は
生徒数がどんどん少なくなっている
学校でした。

 

このまま日本で少子化が進むと

1学校あたりの先生数は少なくなります。

ですが、1学校がやらなければならない

仕事の量はほとんど同じなんです。

(まぁ、採点の量は減りますが()

 

例を挙げると、

生徒数がいくら減っても

進学別のコースの数は変わらないですよね?

先生1人当たりの労力が増えるだけなんです。

 

だから今も教員のブラック企業化

とか言ってますが、

このまま時代が進んでも

改善する見込みがないんですよ…()

(他にもアホらしい問題がたくさんあるけど…)

 

そんな中でも

教員を目指す新しい若者には

教材研究で無駄な労力を
消費してほしくない。

 

苦労して身に着けた

技能だから価値がある…!

とかぬかしている人もいますが、

そういう苦労をする余裕もないのが

今の先生です。

 

まぁ、

長くなりましたが、

簡単に言うとこういう形骸化した

評価シートを見るとそういう事を

思い出してしまうので

ついムキになってしまうってことです…

 

先生は好きな職業なんですが、

教員は嫌いな職業なんだよなぁ・・・。

 

以上、

日本もやってることは

パプアと同レベルだぞ!

という事がいいたい記事でした!

 

 

 

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