青年海外協力隊の活動

多分今までで一番めんどくさい仕事を請け負ってしまいました…

11/29

成績を教頭に提出にしに行きます。

うちの学校では文理?選択との兼ね合いで

年に合計3回成績を出します。

1学期終了時(文理選択前)、

2学期終了時(文理選択後お試し期間)、

4学期終了時(文理選択完全終了後)の3回。

 

最後の提出から半年ぶりだったので

何を提出するのかうろ覚えですが、

何とか思い出して全部印刷しました。

 

早速教頭に提出しに行こうとすると

お久ぶり。ミスターXが話しかけてきました。

ミスターX登場回は一番下にあるリンク参照。

(簡単に言うと僕がクソがんばったって話)

 

ミスターX

あぁ~…ミスターハットリ!

ちょっと相談したいことがあるんだけど…

生徒のテストの予測点

(↑ごめんなさい、日本語にあたる単語を忘れました)

って計算するの滅茶苦茶

めんどくさいんだけど、

なんかいい方法知らない?

 

 

出ましたね…。生徒のテスト予測点。

日本の学校でも同じなんですが、

生徒がテストを欠席した場合

そのテストは0点になるわけではなく、

他のテストの出来から

概算した得点が加算されます。

 

日本だと、

大体直近テストの2つの平均×0.8

が加算される感じだったような…

(すいません、もう日本にいた頃の記憶があやしいです…)

 

日本では僕はこの計算、

普通に電卓でやってました。

(データの個数少ないし、単純な計算だったので)

 

パプアでも同じように

電卓で計算されているんですが、

日本と違う点が2つあります。

 

それは…

①各テストの点数が異なる

(100点満点じゃない)

②欠席生徒の数が尋常じゃない

 

①は定期テスト制を採用してないことの弊害。

日本では定期テスト、1テスト100点満点制ですが、

パプアではテストを行う時期は

各先生の裁量に任されています。

(僕はめんどくさいので全部生徒に決めさせてますが(笑))

 

そして

各テストは

30点以下であれば

何回やっても何点のテストを

やってもOK。

 

なので、生物の場合は

覚えることが多いホルモンのテストは30点。

覚えることが少ない植物応答のテストは20点。

てな感じで生徒の理解度やトピックに柔軟な対応ができるんです。

 

しかしこれをやると…

欠席生徒の予測点が

概算しにくくなります…

 

各テストの点をいちいち%に直さないといけないので

結構めんどくさい…(100点なら秒で終わるんですが…)

 

 

加えて

②生徒が欠席しがち。

定期テストでないという事もありますが、

パプアの生徒は結構な頻度で学校を休む・サボる

来れないことがあります。

 

どれくらいの頻度でそれが起こるかというと、

僕の持ってる生物のクラスだと

下の黄色のマスの数くらいの頻度です。

地味に結構あるでしょ…?

 

 

これをいちいち電卓叩いて計算するのは

骨が折れるので、僕は…

全部自動的に予測点が

出るようにしてます(笑)

↑概算された予測点は自動的に黄色くなる。

 

数学できねぇくせに

エクセル好きだったりします。

 

実はこれ、

結構前に作っていたんですが、

パプアにはちょっと不向きかなぁ…

と思って敢えて皆には共有していなかったんです。

 

というのも、共有するにも問題がありすぎるんですよ。

・パプアの先生はみんながみんなパソコンを持っているわけではない

・教頭への成績提出が紙媒体

・紙に書くのが一番彼らになじみがある

・エクセルの関数が壊れた時に直せる人がほとんどいない

・生徒の名前が入ったエクセルのシートは存在するが

事務員がテキトーすぎて名前がむちゃくちゃ&

しょっちゅう新しい名前が追加されるので成績処理シートに

転用するのは逆に手間がかかる

 

等々…

 

これを加味するとどうもパプアでやるのは

ハードルが高い気がしていたんです。

 

 

僕自身はやってもいいんですが、

僕が日本に帰った後、

これのしわ寄せは全部教頭↓

(校内でエクセルが人並み以上にうまく使えるのは彼くらい)

に行ってしまうのが怖いんですよ…

 

パプア人は基本的に新しく来た人を

育てるの(情報の共有)がヘタクソなので

新しいシステムがうまく普及していきにくい特徴があります…

(教えた人が次の教える人になってくれない)

 

そして、自分が困ったら容赦なく

他人に自分の仕事を押し付けますからね…

(ミスターXしかり…)

 

いっつもあっけらかんの教頭ですが、

成績関係が集中する時期はいつも皆から文句や

質問が飛んできて顔が死んでいるので

これ以上追い込みたくないな

というのが僕のボランティアとしての考えでした。

(彼がいないと時間割も何もかもがストップするので…)

 

 

しかし、今日、ミスターXから

思いがけない情報が飛んできて

この考えが変わりました。

教頭への成績提出が

紙媒体からエクセル媒体に

変わった。

 

ごめん…。オレ、

その情報知らないんだけど…!?

 

どうやら教頭もエクセルをメインに据えるように

動き出しているみたいで、今年の2学期から

成績の提出は紙媒体からエクセル媒体になったそうです。

オレは2学期の成績、

紙媒体で出したけどな?

 

ほんとね、

言ったでしょ…?

 

パプア人は情報伝達がヘタクソなんですよ…

なんで教頭も2学期の成績提出時に言ってくれないかな…

 

なんかちょくちょく

僕が火山の噴火で首都に足止めされてるときや、

火山の噴火でココポに足止めされてるときに

話し合いがあったらしいです。

 

それでも

欠席していた僕へのフォローアップは一切なし。

 

もぅ・・・。

これを知ってたら

2学期から動けたのに…。

3学期休みの校内研修で

エクセルシート配れたのに…。

 

 

てなわけで

新たに僕が自動で予測点が

概算されるエクセルシートを

作る事になりました。

 

え、なんで…?

もう作ってあるんだから、

それ配ればいいんじゃないの…?

 

と思われるかもしれませんが

なんかパプア人のこだわりで、

教頭の作った書式に統一しないと

気が済まないようです…

↑このカラフルなやつね。

 

めんどくせ…。

パプア人はこういうとこ(色合いとかアートの部分)、

こだわるんですよ・・・。

 

しかも教頭が作った書式は、

教科ごとに書式が違うみたいなこと

言ってるんですけど・・・

めんどくさいですが、

自動化ができると知った先生たちは

「ぜひ作って!来週まで待つから!」

と完全にやれやれムード。

 

めんどくさいですが、

仕方ありませんね…

 

僕のクラスは生徒が少ないのでマシですが、

他の先生は500人の生徒を抱えていて、

ひどい場合は概算のために何十回も

電卓をたたかないといけないのでね…。

 

急だし、やりたくないし、

めんどくさいんですが、

最後の置き土産としてがんばって

やろうと思います。

 

以上、今までで一番大きな仕事が

任期終了1か月前に舞い込んできましたよ~

って話でした!

 

参照記事

ミスターXはこんな感じの人です。

全部おれがやっとるやん…別にええけど。(エクセル研修)

あえて教えない教え方(学び合い)

 

 

 

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