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今日は学校に靴下を履いていきました。
しかし、寮を出て1分後、寮の前の
芝生道がぬかるんでいて一瞬でおじゃんに…
最高の滑り出しです。
今日はテストの詳細を描いた評価表みたいな
ものを印刷して提出します。
朝一番で学校に行って印刷をしようと
思ったら・・・インク切れ。
緑のインクなら出るということで、
ぬかるんだ道を帰り、書類を修正。
再びぬかるんだ道を出勤。
このホスキンスセカンダリースクール
は結構きちんとしていて、指導案の
シートの提出が義務付けられています。
(教職に就いて3年目まで)
結局提出しても、確認するのが化学の
主任なので、何を書いても
わかりゃしません。主任も時間がない
のでまじめには見れない。
そこで、最近導入されたのがこれ。
イメージマップ的な感じで授業の
内容が一目でわかるということで、
これも見せろと言われます。
何か最先端の手法キタ・・・
(これしか見ないんなら、指導案いる?)
テストをやりたいなと思っても、
そのテストがどんなテストで全体の
何割かを示す評価表がないと大きな
テストはテスト用の時間をとって
もらえません・・(小テストなら
好きな時間に行えます。)
(↑は同僚の見本。)
今日はこの評価表を提出したのです
が、提出した後に同僚たちが一言。
「8週目以降はテストできないよ。
あと、全体の授業計画表も出してね~」
はよいえ!はよ!
なぜ情報を小出しにするのでしょうか...
最初に全部言え!最初に!
かなり大事なことなのに皆聞かないと
教えてくれません。同じ寮に住んでいる
Mr.カディコも今年からこの学校ですが、
僕の横で話を聞いていて頭を抱えてい
ました。どうやら彼も初めて聞いたよう
です(笑)
そしてその全体の授業計画表がこれ。
いる?これ?
しかもめんどくさいことにデータがない
ので最初から手打ちで作製しないといけ
ません・・・
大事だということはわかるんですが、
パプアにはあってない気が・・・
だって計画立てても、先生たちは
授業に来ない日もあるし、授業自体が
掃除でなくなることもしばしば・・・
何かやっていることはいっちょ前だけど、
中身はカスカスなような・・・
日本にいたころも、これらの書類に疑問
を感じていましたが、現場ではうまいこと
工夫がなされ、必要最低限の労力で
処理されていました。
しかしここは変なところでまじめ
なせいで、ただ自分たちの首を絞めて
いるだけのような気が・・・
だって皆正確な説明が誰一人として
できてないし・・・
何か日本と同じようにパプアの教育も
岐路に立っているようです。
(今のところ悪い方向に行きそうな
感じ・・・)