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パプアニューギニア JICA海外協力隊ブログ!(パプア服部くんのPNG日記)

青年海外協力隊の活動

日本の学校の出席確認制度について紹介しました。

3/22

金曜は34時間目が

宗教の歌の時間で

先生たちは基本的にフリーです。

 

その時間を利用して

何か伝達したいことや、

議題があればちょっと大きめの

職員会議やワークショップをするんですが、

今回は僕の番です。

「日本の出席確認の方法」をプレゼンします。
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まぁ、これをやれって言われたの

昨日なんだけどね…

↓昨日教頭(写真真ん中)がいきなり
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「明日の
34限なんかやってくれんか!?」

と言ってきた。

 

粗削りだけど何とかなるでしょう…

 

なぜ、このトピックをとりあげたかというと、

ホスキンスセカンダリーは今年度から

生徒の出席確認シートを導入。

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クラスキャプテン(日本での呼び方忘れた)

が毎朝このシートを職員室にとりに行き、

それに先生が毎時間欠席者の名前を記入。

放課後にクラスキャプテンがそれを

副校長のところに提出しに行くという流れです。

 

物をすぐなくす、壊すパプアですが、

シートは毎日回収されるので

なかなかいいシステムです。

 

しかし、致命的な欠陥が一つ。

図1
↑そもそも誰が
欠席しとるんかわからん。

 

基本的に先生が

毎時間生徒の名前を呼んで

確認する手はずなんでしょうが、

60人いるクラスでそんなことを

毎時間やっていたら時間がもったいない

&生徒も平気でウソをつくので、

(友達の名前のところで返事をする)

事実上、クラスキャプテンが

テキトーに出欠を確認し、

先生はそれにサインをするだけという

体系的なものになってしまっています。

 

それに対する一つの答え・提言として

今回は日本のシステムを紹介します。

日本でいう大学のような感じで

生徒はどこに座ってもいいパプア。

 

名前を呼ばずに顔を見るだけで

欠席者の名前をリストアップするのは

極めて困難です。

(皆の顔と名前が一致しても「いない生徒」を

さがすのは難しい…そもそも僕は一致しませんが()

 

そこで

日本の座席表の

概念を紹介しました。

無題

日本では一般的というか、

もう文化のようになっていますが、

学校の座席は各生徒ごとに決まっていますよね。

q
↑前の職場でよぉつくった座席表。なつかしい。

 

日本では当たり前のことですが、

これができるということは、

一目で欠席者の有無を確認できる

ということでもあります。

(「あら、あそこの席あいとるな…」

⇒座席表をチェック⇒〇〇さん欠席という流れ)

 

パプア人からすると、

「その手があったか…!」
みたいな反応でした
()

日本では当たり前のことですが、

文化が違う国ではこういう概念自体がないので、

紹介すると喜ばれたりします。

 

しかし、ここで問題になるのが、

その概念やシステムが

「その国の文化に合うか」

ということです。

 

え、日本でうまくいってるんだから

いいんじゃないの?

と思ってしまうかもしれませんが、

ここが文化の恐ろしいかつ面白い所。

 

先日の記事でも書きましたが、

いくら良いシステムでも、

その国の文化に合わなければ

そのシステムは絶対に機能しません。


 

パプアで例を挙げるとすれば、

この出席確認システムを導入しても…

「生徒がこのシステムを理解できずに間違った席に座る

⇒結局欠席している生徒が誰かわからない」

「システムが機能して、出席がうまく

確認できるようになったとしても、
朝の交通網が不便なために
遅れた生徒をどう扱うのか」


「座席表を適切に管理できるのか」

「『席替え』などの新たな業務に対応できるのか」

など、パプア人が苦手そうな課題が次々に出てきます()

 

なので、

今回のプレゼンの位置づけは

あくまで「日本のシステムの紹介」。

メリットもあるし、デメリットもあるので、

皆でどう思うか話し合ってね。という流れです。

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↑リラックスした感じで聞けてもらえました。

正直、パプア人はこういう

よさげな話を聞くとすぐに「やろう!やろう!」

と盛り上がって後先考えずに導入してしまいがち。

 

慎重に説明する必要があったんですが、

「その国に無い概念」を伝えるのって
結構難しいですね…
()

 

機材トラブルもあって十分な視覚的効果も

使えなかったということもあるんですが、

説明すればするほどシステムの導入を

薦めているみたいな感じになってしまうので

焦りました()

 

ですが、さすがはホスキンスセカンダリー。

的確に僕の意図をとらえて皆に説明してくれる

先生がいていい感じの会議になりました。

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主にうちの理科主任やMrグニギムなど、

ここにずっと住んでいるベテラン先生↓が

会議の核になってくれる存在なので

このホスキンスセカンダリーはうまく回って

るんだろうなぁ~と思いました。
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(↑地域柄が優秀?)

 

 

もちろん、導入するのに反対の先生も

ちゃんといて、組織がめちゃくちゃな
方向に進まないのも
Good
いいバランスです。
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↑副校長が堅実派のトップ。この人がめちゃくちゃ怖いから
学校がまとまってる。

 

結局、導入するかしないは
徐々に日を改めて決めていく。

導入する場合はモデルクラスを
設定して
最初は様子を見る
という感じで会議終了。

 

今日中に決めるべきことではないと思っていたので、

いい感じに会議を進めることができました。

(ホスキンスのハイスペックに助けられたというべきか…)

 

正直、ホスキンスセカンダリー

なら日本の出席確認システムを

利用・使いこなせる可能性があると

思っているので後は彼らに任せます。

(なんかエクセルシートとか作りたかったら僕に言ってね~的なポジションになれた)

 

この後彼らが

このシステムについて話し合うことがなくても、

彼らに無い概念をしっかり紹介することができたので

いつか彼らが新たな何かを作る際にいいアイデアの

リソースになってくれると思います。

 

まぁ、一つ問題点をあげるとすれば、

昨日僕にこの仕事を丸投げした教頭と

学校の方針を決める校長がいなかったことですね…怒

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教頭のヤロー…丸投げしといてエスケープとは…


そして校長↓!コーヒー飲みに来る余裕があるんなら

話聞いてけ!(職員室にコーヒーコーナーがある)
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そんなだからなんか人望ないんだぞ!

(なんとなく校長は人望がない…皆校長を陰で呼び捨てにしてる)

 

まぁ、今回は生徒指導のドンである

副校長がいてくれたので良かったです。

 

以上、結構無茶な日程だったけど

いいプレゼンにできた話でした。

 

 

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