パプア人は顔立ちでどこの州出身かわかる
シリーズ最終回の第4回目です。
ブーゲンビルは僕がパプア国内で
一番行きたいと思っている場所でもあります。
特徴は
・来年?パプアから独立する予定。
(独立するかどうかの選挙が行われる)
・地下資源?が潤沢にあり、
独立しても十分にやっていける州。
(現在は取引にPNG政府を介しているせいで
ブーゲンビルに利益があまりないんだとか…)
・結構潤っている州なので、
教育にも力を入れるだけの余裕がある。
(ブーゲンビル出身で優秀な人は多い)
・州都?が「ブカ」とよばれ、
ブーゲンビル出身の人は
ブカマンギー、ブカメリーと呼ばれている。
来年PNGから独立にするにしても
ブーゲンビルから離れている出身者は
どうなるんだろ・・・?みんな帰るのか?
パスポートとか発行できるのか?と
思ってしまいます(笑)
独立する前に国内旅行としていってみたいなぁ~
と思っていましたが、現在ブーゲンビルに
JICAボランティアはいないので、
気軽に旅行に行けない場所の一つでもあります泣
さて、このブーゲンビル出身者の
特徴ですが…
顔立ちは様々。
ですが、
みんな色黒です。
うちの学校の先生でいうと・・・
ブレンディの本当の飼い主の
化学の先生Mrsジョンダ。
その娘のMrsマーティン。(化学)
男性でいうと、
こないだMrグニギムが連れてきた
近所のおっさんニコ(*先生じゃありません)。
(写真左がニコ。右がMrグニギム。
はっきり違いが分かりますよね。)
↑こんな感じで日に焼けて黒いという
わけではなく”漆黒!”という感じの色です。
男性は強そうに、女性はスリムに見えるので
「かっこいいなぁ~」と個人的に思ってます。
僕がパプアに来て最初のころは
「肌の色は人種差別的な要素じゃないのか?」
とビビッていましたが、
パプア人はみんな彼らのことを
「ブラックスキン!」とか「ブラックメリー!」
という風に説明するので、そこまで
ネガティブな印象ではないようです。
ブーゲンビルの人たち自身も
自己紹介をそういう感じでしますしね(笑)
ここまで全4回にわたってやってきた
「パプア人は顔立ちでどこの州出身かわかる」
シリーズですが、こんな感じで
パプアニューギニアという国は
顔立ちも違えば、肌の色も違う人たち
で構成されています。
おまけに言語も違うし・・・
「よくこれで
一つの国として
成り立ってんな!?」
と思うことが多々あります(笑)
まぁ、みんなテキト―だから
気にしないんだろうけど・・・
パプアのテキトーさは
ネガティブな要因だけでなく、
国を一つ生み出すような
ポジティブな要因も生み出すんだなぁ~
と感心します(笑)
西ニューブリテン州には
このシリーズで紹介した人たちが
本当にごちゃまぜになって暮らしています。
これが元のいじめとかは全くありません。
首都ポートモレスビー、
第2の首都レイにも色んな州出身の
人が集まりますが、西ニューブリテン州は
この2都市よりは断然安全。
「色んな州出身のパプア人と
知り合いになりたい!」という人は
ぜひ西ニューブリテン州にお越しください!
まぁ、それでも治安悪いけどね…