パプアに派遣が決まった新隊員の方から
コンタクトをもらったので、1記事書きます。
バイク隊員として派遣が
決まったらしいのですが、
パプアの交通情報について知りたい
とのことです。
ということで今回の記事は、
「パプアの交通事情」
写真がうまく揃ってませんが、
がんばって書きます笑
パプアでは、活動のために
バイクを付与される隊員も結構います。
(交通網が弱いので…)
環境隊員や、エイズ・感染症対策、
青少年活動なんかはバイクでいろんな村を回って
活動するはず・・・
派遣前に日本でバイクの免許をとって、
パプアで本格的に乗り始めるという隊員もいます。
僕も一応バイクの免許は持っていますが、
(ペーパーだけど・・・)
パプアで乗り始めるのは少し勇気が要るかな…?
と思います。
なぜなら、
パプアの道路は左車線、
で日本と同じなんですが…
信号が全くないのと…
信号は首都には少しあるものの、
地方にはほぼありません。
じゃあ、どうやって交差点に
侵入するかというと、日本ではあまり
メジャーではありませんが、
「ラウンドアバウト:環状交差点」
が首都にはあちこちにあります。
こんな感じ↓の円形の道路に
(真ん中にモニュメントなんかがあります)
「右から車が来ていなかったら行け。」
という感じで侵入。いい感じのタイミングで
その円の道路から離脱することで
交差点と同じ要領で移動できることになります。
僕はいつもこの離脱するタイミングが見ていても
わかりません(笑)
出れなかったら何周してもいいらしいけど、
僕だったら一生グルグルしてそうな気が・・・
まぁ、このシステムも
首都以外の州ではほぼないと思っていいと思います。
西ニューブリテン州では見たことありません。
つまりは、そこまで車も多くないので
信号がなくても事故らず移動できちゃうみたいです。
この点はバイクビギナーには優しいポイント。
道のコンディションはその州、土地によりますが、
西ニューブリテン州のひどい所ではこんな感じ↓。
良い所ではちゃんと整備もされてます。
しかし、そこでは信号もないのでバスの
運転手はとばしまくります(笑)気をつけましょう。
どんな車でも
ガタガタ道路は超減速して通らないと
バンパーが吹っ飛びます。
こんな感じで舗装されてるところは
道によって色々ですが、
パプアには舗装されてないような道も
たくさんあるので、車はこんな感じのごつい
トヨタのランドクルーザー、
しかし、バイクは盗まれるからなのかなんなのか
知りませんが、パプア国内で見ることはあまりありません。
↑この写真のバイクも、
この後アイルパームの伐採現場に入って行ったので、
オイルパームで乗り回すようなのかもしれません。
簡単にまとめると、
パプアの交通事情はこんな感じですが、
要は、今までに他の国から援助で作ってもらった
道路がパプアにはたくさんあります。
しかしそれもうまくメンテナンス
できてなかったりするので、ボロボロ。
そもそも援助以外で道路はまず作られていないので、
舗装道路のカバー率もまだまだ。
なのでパプアでは州を超える時は
飛行機、船がメジャーになってきます。
なのでどこにでもいけるバイクを持っている隊員は
いいなぁ〜と思っちゃいます笑
その分いろんな講習やらなんやら
を受けているので忙しそうでもありますけどね…
以上がパプアの交通事情でした。
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