久々の「だってパプアだから…」のコーナー。
パプアならではの納得できない物事に対して
「だってパプアだから…」と自分に言い聞かせることで
無理やり合理化するコーナーです。
最近これを書く頻度が減っているような気がしますが、
パプアに染まっている・慣れているという
ことになるのでしょうか・・・
↑聞こえはいいですが、日本に帰ることを考えたら
絶対良くないことのような気がしてなりません。
11/2
今日は新隊員(2人)がキンベに来る日です。
彼らが来るのは午前の便。
7時半首都ポートモレスビー発、
8時半ごろ第2の首都レイを経由し、
9時半ごろホスキンス空港着です。
↑地図ではラエ(Lae)となっていますが、パプア人は「レイ」って呼んでます
JICAは、ボランティアが任地に行く際は
何があってもいいように(飛行機が遅れた等)
午前の便をとります。
果たして彼らは今日中にホスキンスまで来られるのか?
9時頃、レイに到着した新隊員から連絡が来ます。
飛行機が鳥を巻き込んだらしく、
レイから飛行機が飛ばないとのこと。
日本だったらまずないことですが、
やってくれますねパプア(笑)
普通ならその空港で修理ができるはずですが、
部品がないのか何なのか、首都からレイに
エンジニアが向かっているのでそれを待つことになったとか…
あぁ、これ今日ダメだな・・・(笑)
とうすうす感じていましたが、
首都発のホスキンスの便は午後3時ごろにもあるので、
彼らがレイから首都へ引き返し、
午後の便に乗ってここに来ることも想定して、
町に帰ってリアモホテルで待機することにしました(笑)
日本だったら近くのマックでお茶するか~とか
ちょっと漫画喫茶で時間つぶすか~となるわけですが、
ホスキンスにそんなもんはありません。
時間をつぶすには1時間弱かけて町まで帰らないと、
ただ空港のイスでひたすら4,5時間待ち続けることになります。
(まぁそれでもいいけどね(笑)←感覚マヒってる)
↑今回の運転手・パトリック。途中「車のカギなくした~」と言い始めた生粋のパプア人。
結局新隊員はこの日中にホスキンスには来れず、
明日の午後便(15時発)でホスキンスに来ることに。
いきなりパプアの洗礼を受けてしまいましたね(笑)
いったい何時間待たされたんだろう・・・
ほんとにこの国の飛行機は
時間通りに
飛ばない・つかない・やってらんない
ですね・・・だってパプアだから。
明日は普通に飛ぶことを祈りましょう(笑)