さかのぼること2018/09/10昼。
校長室に行きます。
要件は僕の後任ボランティアについて。
現在JICAは2019年度春募集の準備をしているらしく、
そこで配属先、ボランティアの意見等を考慮しながら
次のボランティアを募集するかどうか決めるようです。
僕のところにもボランティアの
意見を催促するメールが来たのですが、
正直、僕の意見としては
「次のボランティアは要らない」
と考えています。
そのことについて校長の考えも聞いておきたいと思ったので、
彼がコーヒーブレイクを楽しんでいるのを見計らって
アポを取りに行きます。
すると、
「んじゃ、この次の授業の時間空いてるからそこでもいい?
今(5時間目)わし授業があるから!」
いや、あんた授業あるならコーヒー飲みながらくつろぐなや(笑)
(校長先生もましな方ではありますが、やはりパプア人です)
すぐに話を聞いてもらえることについても面喰いましたが、
話す内容をテキトーに整理して話をします。
結構難しい内容の話なのでうまく話せるか不安でしたが
全く困ることなく話せました(笑)
校長に伝えたのは以下の3点
①この学校のレベル・設備・環境がかなり良くて、
JICAボランティアが活動する必要性があまり感じられない。
②労働力ではなく”技術協力”がモットーのJICAボランティアだが、
ここの先生の指導能力は極めて高く、”技術協力”をするまでもない。
③JICAボランティアはあくまでボランティアなので、
僕のような「生物のエキスパート」が必ずしも来るとは限らない。
場合によっては元教師ではない人材の場合もある。
大学に進学する生徒を増やしたいなら、JICAボランティアではなく
現地の教員の方が適している。
(英語力の問題や国家試験の問題に対応するには現地教員の方がいい)
以上の3点を話して、
「校長はJICAボランティア
についてどう思っているのか?」
ということを聞いたのですが、校長はこう答えました。
「その前に以前にも行ったが
君の授業を見せてくれないか?」
い、いまさらかよ・・・※ここに来て7ヶ月目です
しかもその依頼をされたとき、「いつでも見に来ていいよ」
と返事をしていたんですが、完全に忘れていますね・・・
まぁ、何を言っても仕方がないので
あまり見せる授業としては適していませんが
明日(9/11)の6時間目の授業を校長に
見せることになりました。
(すいません。今回長いです・・・)
そして9/11
あまり授業に適していないトピック
(Mrアーケの教え忘れた内容の総ざらい)
ですが、校長が見に来るということで
簡単なアクティビティ、教材を作成して準備万端に。
はい。ここでパプア検定(3級)です。
問題:ここで校長はあることをやらかしてくれます。
何をやってくれたでしょうか。
3級の問題なので大方予想はつきますね・・・
答え:校長が授業に来なかった。
遅刻は絶対してくるだろうなと予想していましたが、
まさか完全に来ないとは・・・
(自分から「見せてくれ」と言っといてこれですからね(笑))
う~ん・・・
「後任のボランティアは絶対要らない」
ってJICAにメールしてもいいかな?(笑)
以上、だってパプアだから…のコーナーでした。
〜追記〜
ちなみにこの校長が任期の2年間で
僕の授業を観にくることはありませんでした笑