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今日は心臓の授業をします。
ここでは2コマ連続の授業があるので、
実験は大体この日にやります。
1コマ目は動脈血、静脈血の授業。
基本的に授業はグループワーク
形式なので 各班に1枚ワークシート
(手書き)を用意。(下図みたいなやつ)
人体の血管が書かれた図に
動脈血の部分を黒く塗れ
という問題を出します。
1人1人別々に問題を課すと、
僕は全員分チェックできませんが、
グループワークだと、生徒同士で
チェックし合うことができます。
レベル的に話し合いが進みやすい
図を作ったのでみんな真剣に
やってくれました笑
(この瞬間が一番好きです)
↑後ろにいる子は頭がいいので、
教室に貼ってある心臓のポスター
を見にきてます。グループワーク
なのでこんな感じの偵察もOK
な雰囲気です
案外自分で全部教えようとするより、
生徒に任せた方が、いい方向に進む
時もあります。
2コマ目は心臓の解剖。
パプアでは内臓系や豚の顔、鳥の足
などなどゲテモノ系の肉が手に
入りやすいです。
今回は羊の心臓と
鳥の心臓を用意。羊のは大きいので
多数用意できませんが、鳥のは
小さくて哺乳類と同じ心臓の構造
をしているので解剖にはもってこい
ですね笑
↑こんな感じでパックでゲットできます。
鳥の心臓は小さいのでつまようじを
渡して大動脈、大静脈がどこに
つながっているか確認させます。
みんな真剣にやってくれました。
その間に各班に回って羊の心臓で
解説をします。人数が多くて
上手く実物や資料を見せられない
時は何か作業をやらせている間に
巡回解説してムダな時間を活用します。
↑このクラスは人数が少ない&
みんな手際よくやってくれたので、
みんなを教卓周りに集めて解説。
最初にやらせで写真を取らせました笑
女の子でも積極的に観察していたので
感心しました。パプアだから肉の解体
を見慣れているようです。
準備が大変でしたが、みんな
面白かった!
と言ってくれたので良かった笑
深い学びもあったと思います。
(案外日本にいた時よりいい授業
ができたりします)
昨日の夜1人でブツブツ言いながら
羊の心臓を切り刻みながら準備した
かいがありました。
(完全にサイコパスみたいだった)