2018/03/29
キリスト教のパプアではイースター
祭りがあります。そのため、今週の金曜
から月曜はお休み。4連休です。
正直ここに来て、授業・テスト・採点
の3連コンボが続いて疲れてます…
ここでの4連休は本当にありがたい！！
今日生徒たちのノートをチェックすれば、
1学期のやるべきことはほぼ終わりです。
しかし、日本では
「生物のノート提出してね～」と言えば
いいですがパプアではそうはいきません。
生徒達は各教科に1つのノートは持って
おらず、理科（物理・化学・生物）の
ノートとして1つのノートを使っています。
生物のノートを提出させてしまうと、
他の教科に支障が出るので、余裕のある
授業中にノートをチェック（生徒は
問題演習）をしよう！
という我ながら完璧な計画(笑)
しかし、こういう時に限ってパプアは自分
を妨害してきます。
午後からの4連コマ。午前中に問題演習の
板書を済ませておきます。しかし・・・
変な時間にチャイムが…
あれ？今日は木曜。テストがあるから
1コマ35分授業のはずなのに、チャイムは
1コマ40分授業を告げています。
嫌な予感がする…
早めに必殺技を繰り出します。
『手当たり次第に聞きまくる』
※1人に聞いても間違った情報をつかまされることが多い
自分
「今日35分授業だよね？テストあるよね？」
生徒「はいそうですよ！」（全員）
先生「そうだよ。35分授業。」（全員）
全員35分授業だと言い張りますが、
でも40分授業のチャイムだよね？と聞くと
『はぁ？』みたいな顔をします・・・
友達の時計見ろ！
自分の時計見ろ！
自分の時計見ろ！
職員室の時計見ろ！
しかし、満場一致で35分授業。
パプアにしてはめずらしい・・・
念のため、放送室のチャイムをならしている
事務員の人に聞きに行きます・・・
自分
「今日35分授業だよね？テストあるよね？」
事務員「いいえ。今日は40分授業よ。
テストは・・・多分ないんじゃない？」
おっと・・・ここに来て意見が割れました。
前にもこんなことがありました。
事務員だけが勘違いしてるパターン…
前回は対応策として5時間目をつぶして
テストをやりました。
あぁ…きっとこのパターンだ…
まぁ、テストの間に生徒のノートを
回収・チェックすればいいだけの話です。
もうおまえらには振り回されないぜ！
と思っていましたが、その予想を軽く
超えてくるのがパプアです・・・
５時間目が近づいてきました。
教室に行きます。すると、なぜか
生徒が草むしりを始めています・・・
ん？なんしょん？
嫌な予感がするので職員室へダッシュ。
もう一度先生たちに今日は35分授業か？
と聞くと・・・
いや、今日は40分授業。
おい。
さっきと言ってることが違うじゃねぇか…
何で生徒は草むしりをしてるんだ？
と聞くと・・・
「えっと、キリスト教にはイースター
という文化があってね・・・」
とトンチンカンでクソ長くなりそうな
話を始めたので、半分ブチ切れながら、
「今日は35分授業なのか！？
40分授業なのか！？どっちなんだ！？
自分はそれで混乱してんだ！！！」
と話すと慌てて要点を絞った説明を
し始めました。（最近ブチ切れても
英語がスラスラ出るようになってきた）
どうやら、イースター前なので、
掃除と集会をするらしく、午後は全部カット。
ここに来て4コマの授業をもってかれました…
（結局A組は計7コマ消し飛んだ）
おいおい。冗談じゃない・・・
そういう大事なことは前もって言っとけよ…
仕方がないので全校集会の時に時間を
もらってアナウンス。放課後にチェックが
済んでいない4クラス２００人分↓のノートを
見ることに・・・
生物室には生徒がごった返してます…
パプア人は列を作るのが苦手で、順番に待て！
と言っても横入り＆小競り合いが
すぐ起きます・・・
そして、プリントを貼れ！と言ったのに
貼ってきていない生徒も・・・
最強の言い訳「忘れました」を使ってくる
ので、「知るか！コピーして貼ってこい！」
と突き返します（事務室でコピーできる）
ほとんどの生徒がプリントをそろえていた
ので思ったより短時間で済みましたが、
疲れた。
帰って昼寝4時間、夜にも7時間寝ましたが、
まだ眠いです。イースター無かったら
死んでた(笑)