だってパプアだから

パプアには〇〇〇という概念・単語が存在しないようです…

5/21

今日も授業です。

現在のトピックは食道。
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今回は咽頭から胃までの

「飲み込み」「ぜんどう運動」を教えます。

 

僕は

こういう実物を示しにくい

内容の場合はモデルを作るか、
実際にその存在を感じることのできる

事象や経験を問題にして考えさせる
んですが、
今日はその問題中に
パプア人の知らない概念・単語を

見つけてしまいました…

 

その問題がこんな感じ。

「人が食べ物や飲み物と一緒に空気を

胃に取り込んだ場合、その空気は何によって

体内から排出されるでしょうか?」

 

皆さんも一緒に考えてみて下さい()

ヒントは、炭酸をがぶ飲みすると

発生しますよね・・・?

 

 

 

まぁ、答えはもちろん
『げっぷ』なわけですが、

生徒達はこれが全く答えられませんでした…

 

「ミスター!vomit!」

それ、嘔吐。

 

「違うわよ!hiccupsよ!」

それも違う。
それはしゃっくり。

 

「じゃあ、sneeze?」

それくしゃみ。

「yawn!!!」
それ眠い時に出るやつ。
まぁ、確かに食後に出るけど…

 

ペニック!

何それ…?スペルは?p,a,n,i,c…?

『パニック』じゃねぇか。
違うわ。

※パプアの英語は少しなまっていて、
日本語のカタカナの「ア」の音が「エ」と
発音されることがあります。(
Bird→「ベード」等。)

 

 

どうしてここまで

答えが出ないんだ…?

と思って答えの

belch (またはburp)

を黒板に書きますが、

彼らは「え?何それ…?」
みたいな
感じであっけにとられています…

 

ん?馴染みのない英単語なのか?

(彼らでもあまり使わない英単語は結構あります)

 

単にもっと別の言い回しがあるのかと思って、

『げっぷ』を他の英単語で説明して彼らが

普段何と言っているのか探りますが、

何を聞いても変な答えしか返ってきません…

 

あまりに

会話がかみ合わないので、

手元にあった水をがぶ飲みして、

げっぷをして見せましたが…

 

生徒

「・・・?」

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あ、やべぇ。

こいつら「げっぷ」

という存在を認識してない。

 

その場は、

この「げぇ~ふ!」という音、

生理現象を『げっぷ』というんだよ!

 

と言って切り抜けますが、

コーラやスプライトが
ここまで浸透している

文化圏で『げっぷ』を知らないなんてことがあるのか…?
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と思い、近くにいたMrクワンダイに質問。

 

belch burp

の英英辞典を見せて、

実際にげっぷをして見せると…

 

あぁ~…

パプアではそれ、
言葉に無い。

とのこと。

 

そんなことある()

 

ピジン語にも該当するものはないらしく、

一番近い表現がhiccupかも…とのこと。

 

いや、だから

それ「しゃっくり」だっつの。
※しゃっくりは認識しているらしい。

 

どうやら

パプア人は「げっぷ」という
存在を
全く気にしないまま

生活しているようです…

 

そんなことある?
2回目)

 

飲み食いした後に出るあの音は?

赤ちゃんが飲食した時に背中叩いて、

食べ物戻させないようにさせるあれは!?

コーラだけでなく、お酒を割るにも

必ずと言っていいほど炭酸を使って飲んでいるのに…

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 ↑パプアのどぶろく「ジャングルジュース」もコーラ割が一般的。

 

 

かなり身近な生理現象で

該当する英単語もあるのに、

ここまで空を切るような感じになるとは

思いませんでした…

 

まぁ、

パプアではいくらげっぷをしても

下品だとは思われなさそうですね…

 

そして

僕はこの『げっぷ』という英単語

belch (or burp)”を一生忘れることがないでしょう…

いい勉強になりました()

以上、
「パプア人、『げっぷ』を知る」
の記事でした!

 

 

 

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