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今日も授業はじめ？
の日ですが、
相変わらず生徒の情報登録に
生徒と親御さんの列ができています。
今日も何もない感じかな～
と思っていましたが、
朝から特別会議
が開催されます。
何やら
教育系の役人が来て
学校の問題やらなんやらを
話し合って終了しました。
英単語は聞き取れている
はずなんですが、
どうしてもパプア教育制度の
バックグラウンドが把握できてない
せいもあって、ほとんど何言っているのか
わかりません…
あとあと聞いてみると
今日の会議は学校のエラジビリティ
（簡単に言うとランク）についての
話だったみたいで、結局単語とかを
全部洗いなおしてもよくわからない会議でした…
なんというか…
多分予想だけど、
会議になって
ないんじゃないのかな…？
と思いました。
抽象的な説明に
抽象的な質問に、
抽象的な回答
をしているような感じで、
うまく頭の中で話がつながりません…
（納得できないというかなんというか…）
英語とピジン語をもっと勉強したら
わかるようになるんだろうか…
まぁ、どっちにしろ
パプアでの会議は
あまり楽しくありませんね(笑)
会議も終わって
何もなさそうな感じだったので、
「そろそろ帰るかなぁ～」
と思っていると放送が。
教頭
「全生徒は教室に入って待機、
先生たちは5時間目の授業をしてください。」
え、今から！？
これ絶対グズグズで終わるやろ…
と思いましたが、
6時間目に授業があったので
一応待機します。
すると・・・
何かみんな授業を始めました。
マジかよ…
情報登録が終わった生徒は
全員教室に入って、人数が少ないながらも
先生の授業を受けてます。
↑中庭？に生徒が
ほとんどいないのは久しぶり。
↑うちの寮の住人、Mrナインギメ
なんかノリノリで黒板を埋め尽くして
ました…（内容はイントロダクション）
思っとったのに(笑)
仕方ないので
僕も自己紹介だけしましょう…
しかし、
やはり人数は少ないので
僕が行ったクラスにも8人
の生徒しかいません。
（これでも結構集まってる方。）
僕の外国人に
自己紹介をするときの鉄板は
こんな感じで
アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字
の名前を書いて自己紹介。
日本の文字は外人から見ると
相当珍しいらしく、しかも3種類の
文字を教えるとめちゃくちゃ盛り上がります。
（「日本語は日本でしか使われない」の唯一のメリットですね）
そしてその後は、
「周りの人と話し合って何でもいいから
僕に対する質問を考えて発表して～
『何歳ですか？』とか『彼女いますか？』
とか『何人家族ですか？』とか何でもいいよ～」
という流れです。
今回もこの流れで
5分間話し合ってもらい、
質問を発表してもらうことに。
結構盛り上がっていたので、
もう大丈夫かな？と思って、
「じゃあ、質問ある人！」
というと…
しーん・・・
一人もおらんの！！？？
「な、何でもいいんだよ？
日本についてでもいいし、
JICAについてでもいいから
何か無い・・・？」
と聞いても、
みんなモジモジして
何もしゃべりません…
いや、君たちさっき
盛り上がっとったやん…？
まぁ、これには原因があって
1つは『8人しか生徒がいないこと。』
（パプア人は集団だとガツガツしゃべりますが
個人になると全然しゃべらなくなります。）
もう1つは
『女子しか教室にいなかったことです。』
こういう時、
いつも口火を切るのは
男子。
その存在がいないと、
こうも大人しいもんなんですね…
結局、
「何で日本語は3つの文字を使うの？」
と
「教師を初めて何年目？」
という質問が蚊の鳴くような声で
出てきただけで今日は終了しました(笑)
この展開でこの質問しか出なかった
ことなんて今までないのになぁ～
女子だけを相手にした
授業は初めてだったので、
「女子が男子には話しかけにくい」
何か文化的なものがあるのかなぁ～
と思ってMrタラドに聞いてみましたが
特にそんな文化はないようです。
まだまだ
新年度が始まったばかり、
友達も授業もぐちゃぐちゃで
彼女たちも思うように
話ができないとのことでした。
う～ん…
シャイなところは日本人
とそっくりなんだけどなぁ～
ここまでシャイなのは初めて見ました(笑)
パプア人は結構ナイーブな面も
持っているのかもしれませんね(笑)
以上、
新年度1発目の授業は
どんずべりに終わった話でした！