12/05
はい。今日は待ちに待った卒業式の日でした。
結論から言うと、
今までで一番しんどかったです泣
理由は
卒業式自体が
5時間越えの
超長丁場だったから…
すべての出し物をまじめに見るもんじゃありませんね。
パプア人みたいに適度に休憩・フラフラ
しながら見るのが一番(笑)
しかも、全部が全部「見ないと損する!」
というものでもないので・・・
では、
どんな感じだったかザックリ説明していきます。
まず、午前7~10時。
会場の準備です。
会場はほぼ出来上がっているのに、
パプア人は見た目のディティールにこだわります。
8時から開始の予定なんですが、
お決まりの2時間遅れスタート。
その間、生徒は炎天下の中
暑苦しいローブにくるまって
ひたすら待ちます。(かわいそうに…)
↑ローブの下は制服ではありません。
皆スーツか、ドレス、民族衣装です。
そもそもローブを最後まで脱ぐ機会がないので
何を着ててもあまり大差ないな…というのが正直な感想。
こういう卒業式のようなビッグイベントの時は
スタート時にシンシン(ピジン語で歌・踊り)をする
のがお決まりのパターン。
歌う&演奏する集団と、
踊る集団がいるのが一般的。
(「マサギ」というのがこのナカナイ地域のシンシン名だそうです)
大音量で踊りながら行進します。
そしてタロイモと生きたブタのお供えも欠かせません。
このシンシン行進の間に流す卒業式ビデオを作ってくれ
と言われていたわけですが、明るい場所で見にくい、
そもそも行進中は行進部隊を見るので、
あまり意味がありませんでした(笑)
うん。実は知ってた。
誰も見ねぇだろうなって。
何でパプア人はこういうちょっと考えたら
無駄だとわかるようなことをするんだ・・・?
まぁ、この国ではまじめに働いたものが
損をするのでこんなもんです…クソ。
行進が終了すると式が始まるわけですが、
しんどいのはここから。
お偉いさん達のなっっっっっっっっがいスピーチのスタートです。
もうこれが苦痛でしかない…泣
英語なのであまり聞く気になれないというのも
ありますが、さらにこれにピジン語が混じってくるので、
何言っとんかわかりません・・・
パプアは英語が公用語とか言っますがウソですね。
公用語はピジン語!(笑)
今回は4人のお偉いさんがスピーチをしたんですが、
平均おしゃべり時間は40分。
なげぇ・・・
「スピーチ」じゃねぇ…
講演会じゃ!!
ほとんどの人は聞いてないんですが、
数人は聞いていて、お偉いさんがいいことを言うと
「よっ!いいぞ!」という感じの拍手をします。
他の話を聞いてない人全員はこれに乗っかって
拍手、歓声をあげます。(お決まりのパターン)
いや、お前ら聞いてなかったろ・・・
もうすべてがテキトー。
意味がない。洗練されてない。
僕はこういう時間が大嫌いです(笑)
バスとか人を待つことはできるんです。
「街に行く」とか「サイエンスショーをしに行く」
という目標があるから。
でも、このスピーチばっかりは克服できません…
待っている間どんどん機嫌が悪くなっていきました(笑)
そりゃ、40分×4=160分
も意味の分からんスピーチを
聞いてたらイライラしますわ…
パプアでのスピーチはテキトーに席をはずして
ストレスを溜めないのが吉ですね(笑)
どうせ、当たり前のことか、
どうでもいいことしか話してないし(笑)
途中、ちびっ子たちの踊りとかもありましたが、
ここまでが式の前半。
後半戦になってやっと卒業生がメインになってきます。
まぁ、ここからも地獄なんですけどね・・・(笑)
つづく。