7/23
今日はパプアの終戦記念日?らしく、
戦争を忘れないために式典をやるんだとか。
第2次世界大戦だけでなく第1次世界大戦など
のパプアに関係のある戦争が対象らしいです。
しかし、あいにくの土砂降り。
集まった人数もめちゃくちゃ少ないです。
ここに来た当初はどんなことするんだろう!?
とワクワクしていましたが、今はそんな
ピュアな気持ちはどっかに消し飛びました。
ぬめっとはじまって、オチの無い劇やって、
だらだら踊って、いつの間にか終わる
のパターンだからです。
案の定、今日もそうでした(笑)
まず校長の話(長い)でスタート。
その後国歌斉唱。
オチの無い劇。
今回は日本軍、アメリカ軍、パプア人の
戦争を劇にしたようです。
ストーリーはほぼなく、
アメリカ軍が日本軍を倒し、
近くで生活していたパプア人が
逃げるというもの。
右写真:パプア人は列を作るのが苦手なので平気で人が見ている前に陣取ります
ここで常々思っていた疑問を思い出しました
パプア人にとって戦争って
どんな思い出なんだろう…
パプアでは日本人だと言うと、ここで
戦争をしたにもかかわらず、戦後の国際協力
を評価してみんな歓迎してくれます。
しかし、自分と全く関係のない国が
いきなりやってきて、勝手に自分の土地を
戦場にされたら、さぞイヤな気持ちだった
だろうな・・・と思っていました。
劇を見てゲラゲラ笑っています・・・
パプア人は笑いの沸点が低いのが特徴
なんですが、まさか人がバタバタ死んでいく
戦争の劇でも爆笑するとは…
たぶん戦争に巻き込まれた
昔の人の気持ちなんか考えないんだろうな(笑)
※パプア人は他人の気持ちを考えるのがヘタクソです
しかし、念のため周りの人に
「パプア人は戦争をどう思ってるの?」
と聞いてみました。
地方によっても違うようですが、
パプアにとって世界大戦は文明との
ファーストコンタクト。
弓と槍で向かって行ったら、
返討ちにあったぜ!へっへっへ!
だそうです・・・
そん時に何人か外国人に殺されてる
はずなんだけどなぁ・・・
彼らの感情は単純っちゃ単純なんですが
よくわかりません・・・
わかろうとも思わんけど。
だってパプアだから…
よくわからない式典は続きます。次は踊り。
なぜかポポンデッタ(オロ州)の踊りをし、
第1次世界大戦ではオーストラリアが
やってきたのでオーストラリアのバレエ?を披露。
ブーゲンビル州でも内戦があったので
ブーゲンビル州特産のTシャツを着て踊ります。
最後に一人先生が話をしていつの間にか終了。
「これで閉会します!」なんて掛け声はありません・・・
うん・・・もうパプアの式典は見飽きてきたな。