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パプアニューギニア JICA海外協力隊ブログ!(パプア服部くんのPNG日記)

青年海外協力隊の活動

日本語むずかしっ!?(ひらがながあやしいJICAボランティア。)

さて、生徒の人数がカッスカスなので

「授業は無し!」にする先生も多いですが、

僕はこういう時間は日本語講座をするようにしています。

 

今回は2連コマなので、

数字とひらがなの授業をすることに。

数字を教えるのは2クラス目なので、

サクサクっと教えられて1コマ持ちませんでした()

 

続いてひらがな。

実はこれ、前々から敬遠していた内容で、

まず、音をベースに作られているひらがなを

スペルが音に対応していない英語文化の生徒に

通じるかわからない&生徒はひらがなを写すのに

多分2コマぐらい必要。

なので、できればやりたくないなぁと思っていました。

 

最初に

アルファベットとひらがなは対応してないよ!

ということを説明してから
ひたすらひらがなを書きまくります。

 

簡単そうに思えますが、やっているうちに

たくさんのルールがひらがなにあることに気付きます…
(生徒に質問されて気づいたものも…)

 

・音をベースに平仮名は作られているので、

BVKCRLの音は同じ文字

 

・濁点・半濁点

ばびぶべぼ、ぱぴぷぺぽ

 

・小さい「や」「ゆ」「よ」

しゃ・しゅ・しょ

 

・小さい「つ」

は「っ」とり(服部)

 

・伸ばす音「―」、「う」

ビリ「ー」、こ「う」へい(晃平)

 

・ウィ、ウェなどの日本語であまり使わない音

 

などなど、たかがひらがなでも無数に

ルールがあるな!?とやっていて思い知りました()

その結果が以下の板書に・・・↓

 IMG_20180924_100517

めちゃくちゃな文字数だな…
と思っていましたが、

これでも「きゃ」「きゅ」「きょ」を忘れた状態。

★ひらがなを教える時は一通り書き終えた後、

全アルファベットに該当する「音」のひらがなが

あるかどうかチェックした方がいいですね。

「きゃ」「きゅ」「きょ」は「Q」の音をチェックすれば忘れませんね。

 

『この板書を参考に
自分の名前を書きなさい』

がこの授業の目標。

 

英語表記の名前を「日本語の音」に変換する

のが非常に難しいので生徒も四苦八苦してました()

 

例えば、

KOSKOM(苗字)⇒KOSUKOMU

⇒「こすこむ」 と日本人の僕らなら簡単な翻訳ですが、

 

日本語の「音」に慣れていないので

「ここん」 とか 「こすこ」

と書いてしまいます・・・

 

確かに早口で言うとそう聞こえてしまうので

何とも言えませんね()

 

こんな感じで余裕で2コマつぶすことができました。

結局この日は僕以外授業をしなかったようで

この板書は放課後までずっと残ってました()

 

生徒には十分な板書の時間が取れた&

いいヒマつぶしになったみたいでよかったです。

 

さぁ、明日は何人の生徒が来るかなぁ・・・()

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