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キンベの町に上がります。
(今週5回目の町です)
目的地は峰松さんの働く
キンベジェネラルホスピタル。
病気をしたわけでわなく、
峰松さんにエコーマシンで
検査をしたいから患者になって
ほしいと頼まれ、喜んで承諾したためです 。
人生初のエコー検査が
パプアで受けられるとは…
エコーは胎児の様子を確認する
ぐらいのイメージしかありませんでしたが、
腫瘍や肝硬変などの発見もできるそうです。
↑峰松さんは臨床検査技師として
検査課で働かれています。
血とかの検査をしているそうです。
今日はガラガラですね。
これが今回お世話になるエコー。
テレビでだけ見たことある…!
そしてこれが僕の膵臓。
素人が見てもあまりよくわかりません。
峰松さんがここがあーで、そこがこーで
と言われて初めてイメージできるような感じ…
すごいマシンだ!ということはわかりました笑
お腹を縦横に輪切りにしたような感じで
画面に表示されるので、
パプア人が
最も苦手な空間認識、
2次元3次元の話じゃん…
と不安になります。
※彼らは頭の中でイメージしないといけない事象がとことん苦手です
彼らは果たしてうまく使えるのか…?
ここまでいたって普通の内容を書きました。
どこが「だってパプアだから」なんだ?
と思われた方もいらっしゃると思います。
なぜこの記事にこのタイトルを
つけたかというと…
このエコー、峰松さん以外
誰も使えないからです。
しかも、2台あります。
まとめて2台発注したわけではなく、
峰松さんが来たころ2台目が来たそうで、
発注→誰も使えない→でももう1回発注
というステップを踏んだことになります。
なんていうか…
もっとよく考えろよ…
峰松さんが病院に来ることは病院内でも
1人ぐらいしか知らなかったことなので、
彼をあてにしてエコーを頼んだわけでは
なさそうです。
もし、峰松さんが来なかったら
あのエコーは一生使われることのないまま
壊れていったことでしょう。
このエコーの教科書を作るのが
峰松さんの当面の活動になるようです。