6/15昼
今日は金曜なので町に行きます。
金曜なのでいつの通り人が多いのですが、
今回はめんどくさいのがいました・・・
子どもの
「寄付金ちょうだい!」勢です。
パプア人は外国人の見てくれの人を見ると
「ボスマン!ボスマン!」と言ってきます。
丁寧に断っても、何人振り払っても
そこら中から湧き出てくる
ので店の中へ避難したら、
店の中までつきまとってきます。
時々、こういう純粋な行動にも
本気でイラッとすることがあります。
※パプア人は空気が読む&他人の気持ちを
察するのが苦手な人が多いです
払うから外に行け!
と言うと僕が逃げないか後を遠くから
しばらく追いかけまわした後、
外に出ていきました。
かなり時間をおいて忘れるのを待つ
作戦でしたが、失敗・・・
仕方がないので唯一寄付できそうな
紙幣10キナを5人組に渡すことに。
しかしここであることに気付きました。
子ども達は50トヤもらうと一マス
消してお金の量を確認しています。
10キナがやつらに勘定できるのか?
50トヤのマスを何個消すかわかんのか?
100%わかってないと思ったので、
路上で算数教室を開きました。
スゲー人だかりができましたが
知ったこっちゃありません。
【問題】
1キナは100トヤ。10キナもらったら
50トヤのマスを何個消せる?
それを5人で平等に分けたら
何マス消せる?
という問題。
10キナ=1000トヤ
1000トヤ÷50トヤ=20マス
消すことができますが、
周りで見たいた大人たちも
100マスだ!
いや、10マスだ!
という目も当てられない状態に…
こいつらはまだ割り算習ってないんだよ。
という人もいましたが、
群がってきた5人中1人は
答えることができていたので、
絶対に習っているはず・・・
↑この子は僕の質問にも全部答えることができてた。
サッカーの寄付金集めと言っていたが、
大人たちはなぜ50トヤのマスが書かれた
紙を渡したのか・・・
50トヤ硬貨はありますが、
パプアの硬貨の中ではあまり見かけない
硬貨です。
寄付金で出しやすいなお金といえば
1キナ硬貨かいちばん小さい紙幣の2キナ札。
2キナのお札を渡されてやつらは
4マスきちんと消せているんだろうか・・・
もらった金額書いていく方がいいんじゃないのか?
パプア人の浅はかさと
教育の現状が丸わかりの出来事でした…
二度と払わんぞ。