3/30のイースターの大冒険の人々の
生活編です。
自分の住んでいる
ホスキンスセカンダリースクール周辺は、
教員住宅、学生寮が大半を占めているので、
学校関係者以外の人とかかわる機会は
ほとんどありません・・・
なので今回は、初のホスキンス周辺で
オイルパーム、ヤシの木のプランテー
ションの中で暮らす人々の暮らしを
初めて目撃しました。
Mr.グニギムが案内してくれましたが、
基本的にここら辺に住んでいる人達は、
嫁の実家だとか、妹が嫁いでいった所だ
とかで皆知り合いです。
そして皆森の中に住んでいます(笑)
この先に村があるのか…?と思うような森の
ど真ん中に家が数個入るぐらいの空き地を
作っているのが特徴です。ほとんどの場合、
木造の壁、トタンの屋根が一般的な家なの
ですが、今回見た村の家は
葉っぱを乾燥させて
編み込んだ壁と屋根でした・・・
正直かなり驚きました(笑)
彼らは海のすぐ近くに住んでいるので、
木で作ったカヌーで漁に出ます。
左が昔のやつで、右はバランスをとるために
工夫が施されています。左のやつはよく
ひっくり返るらしいです(笑)
継ぎ目が見当たらなかったので一つの
木材から切り出したんだと思います。
大きさは違いますが、パプアのいろんな
部族がこんな形のカヌーを使っています。
『カヌー』という形の行き着く先は
これなんでしょうか・・・
彼らは夜に漁に出て、朝魚を焼き、
マーケットで売るとのこと・・・
よくこの電気のない世界で夜行動しようという発想が生まれるな…
閉じても景色が変わらないことがあります
ここホスキンスでは魚が貴重で、
すぐに売り切れるそうです。
16時ごろここに来ましたが、この時も
数人漁に出てました。すぐそこで魚が
ぴょんぴょんはねるくらい魚はたくさんいます。
矢印の部分は明らかに波の様子が違って、
無数の鳥が集まっていました。
聞いてみると、漁師たちが
マグロを追い込んでいるらしいです。
※ここの人たちはすぐに「ツナ!ツナ!」と
口にするので信用できませんが・・・
漁師たちの釣りの仕掛けはいたってシンプル。
糸に針を付けて投げ込むだけ。砂浜に木の棒を
突き刺して獲物がかかるのを待っている
パターンもあります。
漁師以外にも、バナナやココナッツを森で採って
暮らしている人たちもいます。下の写真のお母さん
は教師らしいですが、マーケットで自分たちが森で
採ったバナナも売っているらしいです。
そしてココナッツは油をとるため?
に乾燥させてあるのか、
おびただしい数のココナッツ
が並べられている場所が森のあちこちにあります。
森の中に不意に現れるので、正直不気味です…
最初は驚きました(笑)
こんな感じで
彼らの一日は基本的に漁や、収穫をしながら
おなかがすくとイモと魚を浜辺で焼いて食べる。
というものらしいです・・・↓
お金いらんやん(笑)
こんな感じで豊かではないですが、パプア人
は食べるものには何の不自由していません。
なので・・・
「本当に発展する意思があるのか!?」
と思うことが多々あります。
良くも悪くもパプアが発展している姿を
僕はイメージできません(笑)