9/24昼
お昼ご飯を食べて
満腹になったところで
ようやく各教科に分かれての
教員研修開始です。
今回は
文系、理系、
その他教科の先生に
分かれての研修です。
より教科の特性に
特化した事も話せるようになった
研修形態です。
うまい具合に考えましたね教頭…。
そして、
我らが
理系の先生たちの
トップバッターは
誰かというと…
なんで、
外国から来たボランティアが
先陣切ってるんだよ…(笑)
※パプアは小さいことを気にしない性格です。
ある意味すごい柔軟。
まぁ、
来た当初の完全放置状態を考えると、
本当にありがたい話です(笑)
ちなみに
僕が自分からこの研修をやりたい
と言ったわけではないですからね?
周りの先生から
要望があったので
引き受けました。
というわけで、
「図を使う事の大切さ」
について研修します。
と言っても、
僕がいつもやっている
授業をやるだけです(笑)
ようは、
どんな時でも
「目で見てわかる授業」
をすること、につなげます。
はい。
お得意の模型を作って
説明するやつです(笑)
平面の図を立体的にした
3Dの図ですね(笑)
なぜ、
この授業の要望が出たかと言うと、
「なんでお前、毎時間
そんな荷物とか図が多いんだ…?」
「立体的(3次元)な構造を
説明をしようと思ったら、
2次元の紙の図では限界がある」
と他の先生に説明していたのが発端。
「2次元?3次元?
なんかスゲーな…!今度の
インサービスで説明しろ!」
となりました(笑)
やっぱり普段の会話とか
って大切ですよね…。
僕は結構人と話すのが
苦手な方なのでこっちから他の先生に
しゃべりかけることはほとんどないんですが、
あれだけ毎日毎日大荷物で
教室間を移動していると目立つようで、
声を掛けてくれる先生がいるもんです。
というわけで、
こういう模型を作る理由を
ザックリ説明しました。
単に
生徒を引き付けるため。
だけが目的じゃないんです。
模型にできて
紙の図にできないことはたくさんあります。
大きくまとめると以下の4つ。
・複雑な構造を分解して説明できる。
・物の動きが説明できる。
・動きがイメージしにくい場合は
身近なもので代用して説明ができる
・グラフや表、文章の説明を可視化できる
※パプア人は〇〇をイメージしながら聞く・考えるのが苦手なので。
詳しい事はそのうち
なんかの記事であげます。
思ったよりも
早く終わってしまったんですが、
先生たちの感触は
かなり良かったようです。
「それ、日本のウェブサイトからとって来たの?」
とか言われましたが、
「ここに来てから考えたものしか使ってないし、
(日本で取り扱わない内容だし…)
図も全部パプアの教科書に乗ってるやつか、
自分の頭の中で考えたやつしか使ってないよ~」
っと言ったら驚いてました。
パプアの教科書は
レベルは低いものの、
ある程度の図はあるので、
教科書の図の大切さを伝えることもできましたね。
※ホスキンスセカンダリーでは
教科書以外の専門書を使っている
先生も多いんです。
英語もピジン語も
現地の先生には到底及ばないけど、
言語がつたなくても
伝える・教える方法は
いくらでもある
という事が証明できたので
良かったです(笑)
実験とかはちょいちょい見せてたけど
模型に関する内容をここまで
たくさん見せたのは初めてだったので
いい機会になりましたね。
楽しかった(笑)
この後は
他の先生のよくわからん研修
(教科の話じゃないやつ)
を聞いて終了。
15時終わりだったので
疲れました…(笑)
※いっつも業務が終わるのは13時40分。
体がなまってますね…。
以上、
模型作って説明したら
バカ受けしたよ~
って話でした!