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パプアの学校の仕組み。(日本の仕事量と比較してみた①)

12/15

先日の投稿

「全てを片付けずに帰省するパプア人」

に対して…

「日本の一般的な教師のイメージとは

かけ離れていますね。そちらの教師は

生徒の模範になるという意識や目標は

掲げていないのでしょうか?」

というコメントがあったので、

ここで返信させていただきます。
*今日は本当に書くことがなかったので、

1種のまとめ記事みたいなのを投稿してごまかす作戦です。

 

単純なコメント返しというよりは、

パプアの学校(セカンダリースクール)

の業務がどんな感じなのかを簡単に

まとめた上で、コメントにも答えて

いこうかなと思います。

まず先のコメント、

先生の生徒に対する
模範意識や目標
についてですが、

一応あります。

一応ね笑

よく職員会議で話題に上がるのが

「時間を守る!」

「ハードワーク!」

ですが、それを熱く語っている

職員会議自体がおやつを食いながら

20分授業に食い込んで行われているので、

目標を掲げた瞬間に

目標を無視している
という
冗談みたいなことを彼らは

平気ではやっています笑

パプアの文化自体がこんな感じで、

みんな基本的に約束は守りません。
 

そして約束を守る努力をしないせいか、

自分には到底達成できない目標を

設定してしまいがちです…

(目標を達成するための困難さを推測できない)

簡単に言うと日本と真逆な感じですね笑

最初はこの文化に少し戸惑いましたが、

この文化にもいいところがあります。

それは…

責任が全く伴わないこと。

ここに来て約一年が経とうと

していますが、これまで日本にいた時に

感じたような責任を感じたことがありません。

本当に仕事に関してはストレスフリーです笑

まぁ…それ以外のストレスが

プライベートでつきまとうんですけどね…
 

なぜストレスフリーの職場なのか?

なぜ責任が伴わないのか? 

その1番の理由は
学校の体制
大きく関わっています。

そこでまずは、
ホスキンスセカンダリーの体制(内部)を

少し紹介したいかな〜と思います。
 

まずは学校の構成から。

ホスキンスセカンダリーは

西ニューブリテン州で最も

大きな学校です(生徒数1200名以上)が、

教員数40名

事務員十数名。

とめちゃくちゃコンパクト。

日本で生徒数1000人以上のマンモス校なら、

教員、スタッフの数は100人以上になっても

おかしくありません。

続いて、教員の内訳?(役割)

まずは校長。Mrラバカイ。

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言わずもがな学校の顔。

学校の方針を決めるだけでなく、

会計整理、パソコンなどの物品購入、

コマ数は少ないですが授業も担当しています。

この他にも月水金の朝礼での挨拶から

教育委員会の会議への出席で

首都へ出張したりと結構忙しそう。

日本の校長先生がしないようなことを

しているのが特徴ですね。

お次は副校長。Mrsトナル。

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基本的に生徒指導や

寮の鍵の管理をしています。

教育委員会関係で出張することはありませんが、

寮での生徒の出欠確認、生徒をとっちめる

などの覇気のいる仕事はほぼ全部彼女の担当です。

僕的には生徒指導が苦手なので

校長よりも副校長の仕事の方が

しんどいように見えます笑
 

そして教頭。Mrクイェイ。

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↑真ん中のピースしてる人。

36歳と非常に若い教頭先生ですが、

その業務内容は非常に過酷。

学校の時間割作りから、

講演会の招待・世話、

試験の時間割作成と監督教員の選定、

各教員から集めた成績処理、

国家試験の準備、世話は彼の担当。

はっきり言って彼が
この学校のブレインです笑

管理職の中で一番しんどそう笑

エクセルを使いこなし、

時間割は専門のソフトを使って

作成するなど、唯一日本でも

働けそうな感じの人。

(*サボりぐせを封じて、ブアイ噛まんかったらの話)

パプア人の中ではかなりすごい人なんじゃないのか…?

学年主任。

ブログによく出てくる
 IMG_20180214_140736

Mrタラド↑、
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Mrグニギム↑はこれ。

実は結構偉い人笑

業務内容は普段は普通の教員と変わらないが、

学期末になると各教員から各教科のスコアを回収。

コンピュータに入力、出力して確認、

それを教頭へ提出する。

担当学年がグレード10か12の場合は

国家試験があるのでそれの世話をしたりする。

日本の学年主任のような激務ではない。

教科主任。

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ちょくちょく出てくるブレンディの

本当の飼い主、Mrsジョンダはこの役職。

これも業務内容は普通の教員とほとんど変わらないが、

学期末には担当教科の生徒の成績を保管する。

また、各教科には準備室が与えられているので、

その管理も教科主任のお仕事。

インスペクターが来た時は基本的に

この準備室が監査される。

うちの学年主任は

準備室ではなく外でパイプを

ふかしながら採点・休憩したり、

インスペクターが来る直前に一気に掃除したり、

管理職とバトったりと非常に人間味がある人で

オモロイ笑

基本的に役割が与えられている教員は

この5つのみ。

他にも細かいのはありますが、

細かすぎ(テキトー過ぎ)て詳細な仕事内容は

僕にもわからないのが多いです。

日本では教務課とか、生徒課などが

各教員に割り当てられますが、

パプアにはそんなんありません。

「授業さえしっかりしとけばいいよ〜」
てなスタンス。 

あとは自分の学年に

国家試験があれば、

それの監督や世話に行くし、

掃除があれば、担当の生徒の

掃除場所に行ってみる(*行かなくても良い)、

寮の出欠確認や日直の当番に

割り当てられたらそこへ行く。

これだけ。

一般の教員には

学校の内側を回すような

(他の教員を動かしたり、音頭をとる)

業務は全く割り振られていません。

だから真面目に働かなくても、

学校が機能不全になるという事がないので、

生徒の模範になるような行動をしなくても

大丈夫なんですね笑

そもそも

授業さえちゃんとしていれば、

教員としてちゃんとしている

ということになるので。

他の部分(態度とか)はみんなの目が厳しくない

というのもあります。

あくまで教員がするのは

「授業」という印象を受けますね。

↑当たり前のことを言っているように見えますが、
日本で高校教員をしていたので
このフレーズは違和感でしかありません笑

長くなりそうなので、

業務内容については次の記事に回します笑

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