8/22
今日はMrアーケの授業に
監査(理科主任)が来ます。
本当は昨日来る予定だったのですが、
なんか来ませんでした笑
まぁ、昨日のトピックはあんまり面白くない
ところだったので、不幸中の幸いでしょう。
そして昨日の夜Mrアーケが
「明日何すればいい?」と聞いて来ます。
日本だったら教育実習で先生方に見てもらう
授業は何日も前から考えて作るもんですが、
ここは実習生が普通の教員並みに
授業数を持ちながらなので正直、大変です。
というか、授業下手くそな実習生を
普通の教員並みに扱う時点で
生徒からすれば良い迷惑です笑
実習生も授業づくりに専念できない、
生徒はよくわからん授業が続く。
完全に悪いことしかない教育実習体制です。
まぁ、愚痴はこの辺にして…
いきなり「どうすればいい!?」と来られても
簡単に良い授業なんてできるわけありませんが、
僕はできちゃいますね(自慢です笑)
Mrアーケにはまだ難しいでしょうが、
入れ知恵をします。
今回のトピックは
「抗利尿ホルモン」
分泌されると尿の排出量が減って、
体内の水を保持できるホルモンです。
(喉が乾いてる時は分泌されてます)
この授業の肝はこのホルモンの働き
「尿の排出量を減らす」=「腎臓で水分の再吸収量が増える」
ことを生徒にいかにして伝えるか。
イメージ力が低いパプアの生徒には
ハードル高めのトピックです。
説明だけになると退屈でみんな絶対聞かない。
だからといって図を描いてみても伝わりづらい。
そんな時、僕は必ずこうしています。
簡易モデルを作って見せる笑
(今回は腎小体(腎臓の一部)を作りました)
※赤血球は赤チョーク、ろ過部分はペットボトル、
尿はパイナップル味のシロップで作っています。
この手法は特に動きのあるものの説明に効果大で、
生徒の視覚に訴えるにはもってこいです。
あほらしく見えるかもしれませんが、
これをやるとMrアーケの小難しい下手くそな説明でも…
生徒は気になって見ちゃうんですね笑
正直、このモデルでも表現しきれない
動きがあるんですが、ただ口で説明するよりは
何倍もマシです。
この授業をするために、
このモデルを10分足らずでゴミから作り上げ、
Mrアーケに指導し、色々と準備をしたにもかかわらず…
Mrアーケは10分遅刻。
理科主任は35分遅刻しやがりました。
(40分授業ですよ)
お前ら…
そういうところだぞ…
ちゃんとしたこと計画してるのに、
実行できない…
「だってパプアだから…」の典型ですね。
まじめに本気で指導したオレがバカみたいじゃねぇか…
(生徒のためになっているからいいが…)
この国ではマジメに働いた者が損をします笑
そんな文化です…
そりゃ、みんな働かんわなぁ〜