毎度おなじみ
隣の家に住んでいる
Mrグニギムの話です。
いつもお世話になっている
お父さんが日本人、お母さんがパプア人の
生物と数学の先生。
ここパプアの真っただ中に来て感じることは
日本人の遺伝子ってほんとにスゲェな…
ということです。
パプアの文化うんぬんかんぬんは
別にすごくな…むしろひど…ゲフンゲフン。
昨夜、
「動画の状態をチェックしよう!
6時か7時に社会科室に来てくれ!」
と言われたので、
夜の学校に7時半ごろ行ってみると…
(絶対時間通りには来ないのでいつも30分ぐらい遅れて行きます)
案の定誰もいませんでした(笑)
まぁ、夜の待ち合わせなんてこんなもんです。
仕方なく引き返していると、
Mrグニギムがいます。
「何してるの?」と聞くと、
「いやぁ、Mrワトゥスに『7時に来いっ』
て言われたんだけどね。来ねぇわ(笑)」
とのこと。
日本人の僕と完全に行動パターン一緒ですやん(笑)
彼も時間通りに行っても大抵誰もいないので
30分ぐらい遅れていくそうです。
そして、彼は写真を撮るのもうまくて
よく冒険に連れて行ってもらった時も
安心してカメラを任せられます。
↑こんな感じで同じ場所でも海バージョンと山バージョンを撮ってくれます
右の山バージョンは海と空を分ける半島がちょうど写真の真ん中に来ていて〇!
構図とかも考えていて、
この写真↓を撮るときも、
「おぉ、ここの国旗があるところをバックに撮ろうぜ!」
と言ってきました。
流石、わかってるな~
会議室での発言もいつもまともで、
皆「スクールトラックが・・・!インクが・・・!」
とどうにもならない先週も話しているようなこと
話している中、
「最近、生徒達が爆竹をパンパン鳴らしていて
危ない。生徒がやっていたら控えるように注意してくれ。」
と至極まっとうな喫緊の課題に言及。
(パプア人は爆竹を危険なものと自覚してないので
人に向けて投げたり、人ごみの中で爆発させたりとむちゃくちゃです)
他の教員も「とぅる、とぅる。」と言ってました。
(ピジン語で「本当だ、本当だ。」の意味)
本当に日本人っぽさがにじみ出ている
Mrグニギムですが、完全にオカタイ日本人!
というわけではありません。
パプアの大遅刻文化に対しても文句は言わないし、
ブアイも時々噛んでいます。
テキトーにして良い所はテキトーに。
まさに、パプア人と日本人の良いところを
足して2で割ったような人です。
これくらいの人がベストなんじゃないか?
と思ってしまいます(笑)
なので、パプアが手っ取り早く
いい国になる方法は日本人をもっと呼び込んで
パプア×日本人のハイブリットを生み出すことですね(笑)
僕はパプアには絶対住まんけど・・・(笑)