9/2
今日は一日中採点でした。
途中昼寝もしていい休息が取れました。
特に書くこともないので、先週、今週と山登りに行った
感想というか感じたことを書こうと思います。
2回の山登りはいずれもプライマリースクール
(日本でいう小1〜中2が通う学校)の
子供達と一緒に 登ったのですが、
やはりセカンダリースクールの生徒とは違って
まだまだ幼くて元気いっぱいのパプア人でした笑
(僕が教えているのはアッパーセカンダリー(高2)
の生徒のみで、彼らはかなりおとなしいです。
まぁ、年齢的には20代も普通にいるので…)
プライマリーの彼らは普段からこの山に登り慣れているのか、
食べれるきのみ、食べれないきのみは全部知っています。
特にこの「ゴルゴル」と呼ばれる花は、
蜜があってこんな感じでめしべ?を取って吸うと
ほんのり甘いです。
(Mrグニギム曰く生姜と構造が似てるんだとか。
でっかい根っこが地下に埋まってます。
花は地表にできるちょっと変わった植物です。)
登山中、
子供達はこのゴルゴルを
常に血眼になって探します…
そしてかなり急な坂道を登っている時でも、
僕の横をすり抜けて先に進もうとするので
正直危ないです笑
まぁ、他の子に先を越されちゃうと自分の分が
なくなるからでしょうか…
パプア人の列を作れない、順番を守れない特性は
こういうところから来ているのかもしれません。
(どの家族も兄弟多いし。)
↑リンゴ?の木を見つけた子供達。
小さい木にそんなに登っても全員は取れんやろ…
そして1人が落ちたらその下全員巻き添え食うぞ笑
食べ物だけではなく、彼らは自然を使った
遊びもマスターしています。
↑名前は無いようですが、
この植物の茎の部分は笛になります。
かなり鳥の鳴き声に近い音が出るので、
これを吹いて鳥をおびき寄せた後、
パチンコで撃ち落とすのがメジャーらしいです。
↑こんな感じで吹きます。結構簡単。
子供達は競って誰が一番大きな音を出すか競うんですが、
4、5時間ピーチクパーチク
耳元で全力で吹かれるので、
終盤はイライラしてしまいました笑
なかなか飽きないのがパプア人っぽいですね笑
こんな感じで、遊具もゲームも
隠れんぼみたいな遊びの文化もありませんが
彼らは楽しそうに生きています笑
※ゲームは親のスマホで時々やらせてもらってるようです…
ここからどういう作用が加われば
ラスカルのような強盗集団が生まれるのかはわかりませんが、
パプアの子供達はこんな感じで成長していきます。
のびのびしてていいけど、順番は守ろうね…笑