7/12
首都での移動は全て
JICAが手配した車で行います。
今日は事務所に用事があったので、
電話をしてボランティアカーを呼びます。
いつもなら「すぐ行くよ〜」
と返事が来ますが、今回は
ひどいノイズで何を言って
いるのか聞こえません…
とりあえず
「3時に来れる?」
と聞くと
「OK!OK !」
という返事が返ってきました。
あまり期待せずに3時に
外に出てみると車が来ていました。
しかし何か変です。
ボランティアカーはいつもJICA
のロゴがこんな感じで入っているのですが、
今回は無地のハイエース…
別の車か?
と思ってJICAの車?と聞くと
そうだよ!と言われたので、
乗り込みます。
今日ボランティアカーは別の遠い
場所に他の隊員を迎えに行く用事がある
ということも聞いていたので、
別のやつが来たのか……と判断。
普通に事務所に着いて
書類を渡そうとすると、
調整員の方々から次々に
「今、何に乗ってきた?」
と聞かれます。
事務所内から車は見えないのに
なぜこんなことを聞かれるんだ……?
ボランティアカーだと伝えると、
調整員の方は、確認するわ!と
下に降りて行きます。
どうやらボランティアカーは
現在遠い場所に行っていて、他に
利用できる車は無いらしいです…
話を運転手にしてみると、
どうやらボランティアカーではなく、
別会社のレンタルカーみたいです。
総会時は人が多いので、
ボランティアカー以外にも
レンタルカーを雇うのですが、
今回はその車が来たようです。
電話もしていないのに…
しかも総会が終わって
契約が終了しているのに…
なぜだ…?
僕はボランティアカー以外の
電話番号を知らないので、
別会社の車を呼べるわけありません…
運転手に聞いても
何が何かわかっていません…
一体俺は何に乗って来たんだ?
誰に聞いても真相がはっきりしません。
日本だったらわかるでしょうが、
だってここパプアだから…