7/23
今日は火曜日ですが、
祝日でお休みです。
去年も同じ日にあった
リメンバランスデ―
(remembrance day)、
戦争を忘れないように思い出す
(Remember) ための日です。
去年は
生徒達が戦争の劇をやったんですが、
今年は…
はい。
めんどくさかったのか何なのか、
結局何もなかったようです。
日本だったら、
毎年の恒例行事的なものは
たくさんありますが、
ここパプアでは、日本のように
「決まった時期に同じことをする」
文化があまりないようです。
日本だと、
去年と同じイベントを同じように
するorしないといけない
感じになっていますが、
パプアでは去年やったからといって
今年も同じことをするとは限りません。
実は・・・
このリメンバランスデ―だけではなく、
生徒会長の選挙、
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/7704963.html
↑先生たちが必死こいて〇〇で投票用紙を切っている写真…
インターナショナルウ―マンズデイ、
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/8037398.html
とそれのおまけのダンスパーティ。
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/8061118.html
インターナショナルナースデイ、
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/9245124.html
僕が一時期だけ持っていた
コンピューターの授業。
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/8648390.html
そして、あんだけ
みんな必死にやっていたサッカーさえも…
http://blog.livedoor.jp/hattori_png/archives/8600538.html
どれも
日程が極端に違う、
ひっそり終わっている、
もしくは全くやらない
感じになっています。
なぜ、
こんなことになるのか。
色々聞いたり分析してみたりしたんですが、
どうやら主な原因は3つ。
①イベントの引継ぎがヘタクソ。
②物や予算が足りない又は壊れた。
③そもそもやる気がない。
です。
①は単純に
去年のキーマンとなっている人材が
いなくなっていたり、主導する人が
変わったりしていると発生します。
今年のホスキンスは去年より
ふざけた先生の数が減ったので、
ダンスパーティや女性の服を着よう!
と声かけをする先生が不在だったりします。
Mrタイは別の州に転勤しました。
②はパプアでよくあることで、
特に今年のサッカーはサッカーゴールが
無くなったので、みんなやる気をなくして
誰も「やろう!」と言い出しません(笑)
③はイベント主催者側の問題。
パプアでは、毎年やることの内容が
変わるイベントごとがあるんですが、
主催者陣営に
やりたいこと・やる気がないと
イベント自体が発生しません…
特に、去年のリメンバランスデー等の
生徒が主体になって行われる
イベントではイベントを開くかどうか
自体も生徒が決めるようです。
今年はそれをやりたいと
言い出す生徒がいなかった
ようですね(笑)
日本では考えられない習慣ですよね(笑)
簡単に日本っぽく言うと、
「今年の遠足は
資金がないから無し!」
とか
「今年は誰も企画するやつが
いないから文化祭やらない!」
って言っているようなもんですからね(笑)
まぁ、
彼らにイベントをこなそうという
「責任感」は全くないので(笑)
しかし逆に、
無理やりやらされることは全くないので
生徒達の「主体性」を
育てるにはもってこい。
※生徒ですよ。
↑この格好をしたいがために
イベントを企画した男子生徒も
多いはず…(笑)
日ごろから、
「こなすことによる責任」
を重んじる日本と
「『やりたい』という主体性」
がいつも一番のパプア。
両極端で面白いですね(笑)
以上、
パプアに来て1年半(2周目も半ば)、
毎日ブログを書いているから気づけた
彼らのイベントの特性でした!