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任地に帰ります。
僕と山﨑君は住居が結構きついので
全く帰りたくありません。
(峰松さんは住居がかなりいいので
むしろ首都にいるのが苦痛だそうです)
飛行機がなんかのトラブルでキャンセルにならないかなぁ~
そう思いながら
山﨑君から何とも心配な情報が。
ホスキンス空港に
迎えを頼んでいる校長と
連絡が取れないそうです…
山﨑君と峰松さんの家は
空港から40km離れているので、
空港~自宅間を送迎してもらう必要があります。
(今日は僕も峰松さんの家に泊めてもらう予定です)
今回は山﨑君が配属先の校長先生に頼んで、
迎えに来てもらう手はずだったんですが、
その校長に確認の電話をしても全くつながらない
とのこと。
彼は任地を出る際に
何度も確認し、メモも渡した
らしいですが、果たして校長先生は
空港に来るのでしょうか・・・
ますます帰るのがめんどくさくなりそうな
雰囲気が漂う中、無情にもやって来る飛行機…
うたた寝してたら
あっという間にホスキンス空港に
ついてしまいました。
天気はあいにくの雨。
これで山﨑君の校長が来てないと
雨の中PMV(バス)を待って、
ぎゅうぎゅう詰めにされながら
長い時間バスに乗らなければならないんですが…
やっぱり
来てませんでした(笑)
まぁ、予想はしてたけどね。
今学校はターム休み。
そして明後日からはイースター休み(4連休)
なので、パプア人は自分たちの村に帰っている
可能性が高いですね・・・
何度リマインドしようが、
メモを残そうが、なにしようが、
自分たちのやりたいことを優先する
(大事な事でも忘れちゃう)のがパプア。
これは国民性(文化)なので
仕方がないですね(笑)
(自分のやりたいことを優先せずに自分以外のこと(集団)を
優先しちゃう日本人は、案外世界の中でも珍しい人種なのかもしれませんね…)
怒っても仕方がないので、
何とかPMV帰りを回避する作戦を考えます。
※安全上、PMVで旅行用の荷物をもって乗りたくないんです。
すると、ラッキーなことに
セキュリティー会社の車が他の誰かを
迎えに来ていたので、僕たちも
乗せてくれないかどうか交渉。
1人55キナ(1500円ちょい)
かかるそうですが、キンベの街まで
送ってもらえることになりました。
(交渉するのは結構得意です(笑))
↑セキュリティカーの車内。
パプアの現地生活費は
こういう時の(身の安全を確保する)ために
結構な額をもらっています。
(多分JICAがボランティアを派遣している国の中でも1位か2位ぐらい)
ここについたのが5時過ぎで
暗くなり始めていたので、
妥当な判断でしたね。
※夜・雨・旅行帰り→ラス狩られる
(強盗に合う)条件があまりにも整いすぎてた(笑)
なんでこんなことを考えて
動かなければならないのか…
もっと自由に歩きたい・過ごしたい(笑)
そして何よりめんどくさい・・・
以上、
任地に帰って
いきなりパプアっぽい
面倒を被った話でした!
この後、3人とも無事に
家に着きました。