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パプアニューギニア JICA海外協力隊ブログ!(パプア服部くんのPNG日記)

パプアニューギニアの非日常

パプアでブランド牛肉を売るお肉屋さんはこんなとこ。(激安・激うま!)

11/21

同任地隊員2人(峰松さんと齋藤さん)とオイルパームに来ました。

このオイルパーム、

ちょっと木と木の間隔が広いですよね。

 

普通のオイルパームはこんな感じ↓

 

実は今日やって来たのは

ヌモンドという地域のプランテーション。

キンベの街から車で15分くらいの場所です。

※僕の任地からは車で1時間以上…。

 

実は何回か記事にしてるんですが、

どれもポンコツ記事だったので

今回はちゃんとした記事を書きます。

 

ここには

オイルパームの飼料とかをあげながら

牛を放牧して食肉を加工している

お肉屋さんがあります。

(オイルパーム効果なのか、めっちゃうまいんですよ(笑))

 

今日は週末に食べるお肉を買いに来ました。

 

 

はい、ここですね。

刑務所みたいな外装

ですが、中はこんな感じ。

 

ショーケースに入れられた

お肉も買うことができますが、

基本はこのシートにほしい肉の部位の量を記入して

オーダーするスタイルです。

見たらわかると思うんですが、

アホみたいに安いんですよね…(笑)

フィレ肉1600円/kg。

特に牛タンは食べ物として扱われていないので

300円/kgくらいで買えちゃいます。

 

注文を受けてからその部位を

さばいてくれる時もあるので

結構時間がかかることもあります。

↑今日は血みどろのおっさんが

出てきたけど見えなかったことにしました(笑)

なんで背中に返り血があるのか…。

 

支払いまでヒマだったので裏口の方に回ってみると…

おぉ…あいつら絶対次に殺られるやつやん。

なんかかわいそうなものを見ちゃいました…

 

そんなこんなしているとお支払いの時間です。

※よく見るとこの人もお腹に血が…

実はこのヌモンドビーフ店、

現金が使えません。

最先端を意識したキャッシュレス!

と言いたいところなんですが、

単に安全対策の一環らしいです。

 

パプアではお金が集まるところに

強盗も集まるので(笑)

 

こんな片田舎で

ラスカル(強盗集団の総称)に狩られたら

警察も来ないしやられたい放題なので

こうするしかないみたいですね。

 

しかし、このキャッシュレスにもちょっと問題が。

まぁ、↑の写真を見て「何で外?」

と思われた方もいるかもしれませんが、

実はここ、

電波がクソ悪いんです(笑)

 

屋内では電波が来ないので

キャッシュカードの機械が使えません。

(普通の電話と同じ電波で通信してるタイプです)

なので店員さんはいつも

敷地の一番端っこまで行って

電波を拾ってます(笑)

めちゃシュール。

 

その後支払いもうまくいき、

お肉ももらえました。

サーロイン、Tボーン、フィレ

という豪華なメンバー

4kgっても約5000円です。

ありえないですよね(笑)

日本だったら絶対万いくな…

治安も悪くて、街が汚くて、

海も黒い砂浜しかないキンベの唯一の良い所です。

 

この後、

火を起こす用の木材(60円)も購入して帰りました。

たぶんこれが最後のキンベ牛BBQ。

今週末が楽しみですね。

 

以上、牛肉を買いに

有名ブランド牛肉直売所。

ヌモンドまでいった話でした!

 

 

 

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