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パプアニューギニア JICA海外協力隊ブログ!(パプア服部くんのPNG日記)

だってパプアだから パプア人との共同生活

蛍光灯を変えました。(話が通じないパプア人。)

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数日前から
寮の蛍光灯が切れまくってます。

おそらく寮内の通路や洗い場の電気は

計画停電以外の時間は四六時中自動的に

点くようになっているので、

どれも一斉に寿命を迎えたんでしょう。

なので、

夜になると
部屋の外は
こんな感じで、

ほとんど何も見えません。

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部屋内に点いている電気で

かろうじて歩ける程度ですが、

足元にブレンディがいたりすると
絶対
気づかずに踏んづけてしまいます。

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(黒いがために今までいろんな人に踏まれてるブレンディ。)

 

パプア人の同僚は

こういうものを直したり、

買おうとは全くしないので、

仕方なく昨日蛍光灯を買ってきました。

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このサイズだと
1本
5キナ
(約150円)です。

 

たとえ15キナでも、

よっぽどのことがない限り

動かないのがパプア人。
(多分困ってない。)

 

5キナはパプア人からすると

1500円ぐらいの価値ですが、

(時給3キナ計算)彼らにとっては

自分の生活環境が少し不便になる

程度のことであれば、自ら進んで

それを改善しようとはしません。
(寮の渇水問題しかり。)

 
これは寮の住人だけでなく、
パプア人としての気質のような…

その証拠に、

街中では裸足の人をよく見かけます。

(特に子供)

 

サンダルは110キナ弱。

(子供用は5キナぐらい。)

絶対買えないわけがないし、

1つ買えばかなり長い期間使えるのに

買わない。

 

このへんの
意識の違いが

文化の違いを
如実に表してるよなぁ…

と感じます。

 

 

 

まぁ、それは置いといて、

問題はここからです。

 

この蛍光灯、

買ったはいいが
どう設置したもんか。

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流しに上ったとしても

到底届かない位置にあります。

 

仕方がないので、

学校の大工さんに脚立を借りに

行きましょう。

 

大工さんたちの作業場に着きましたが、

なんだかやな感じです…

 

話が通じそうなやつが

一人もいない…


ブアイ食ってるやつか、

いっつもすれ違いざまに

「〇キナ貸してくれ。」と言ってくる

やつしかいません。

 

めんどくさいですが、

脚立を貸してくれないか?ということと

よかったら蛍光灯を変えてくれないか

ということを話します。

 

しかし、まぁ

話が通じない…

 

英語はもとから話せると思ってないので、

ピジン語も使って話すんですが、

ビックリするほどの話の通じなさ。

 

イメージとしたら、

「寮の電気を変えてほしい」

「高すぎて手が届かない。」
「脚立を貸してほしい」

と言っているのに、

「教室の電気か?」

「自分で変えれるだろ?」

「何で困ってるんだ?」

という返答が返ってくる感じ。

 

挙句の果てに、

「よし、じゃあ見に行ってやる!」

と言って寮まで案内した後、

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「こりゃ、脚立がないとムリだ!

どっかの先生に言って借りて来い!」

と言われる始末。

 

うん。おれ、
そういったよね?

さっき。

 

ブアイを噛んでスパークしている

パプア人はこんな感じで

言葉から状況をイメージしたり、

その人が何を話したいのかを

考える力が極端に低下します…

 

仕方がないので、

まともなパプア人の代表格、
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Mrタラドに全く同じように

ピジン語で説明したら、

秒で理解してもらえました。

(自分の言語能力ではなく、話す相手が悪かったことを再確認。)

 

Mrタラドから脚立を借りて、

いざ電灯を変えようとしますが、

今度は…

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カバーが外れん…

 

近くでサボっていたMrクワンダイにも

トライしてもらいました↑が、

あとちょいのとこで外れません。

 

 

仕方がないので、

もう一度例の大工のところへ。

そして同じやり取りをもう一度して、

また話が通じない状態に。

 

あぁ~
これ詰んだかな…


と思ってたら、

話の通じる大工登場。

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あっという間に

状況を理解してセットしてもらえました。

(今までの右往左往がアホみたいにあっさり解決したので、お礼にリンゴあげました。)

 

ありがたい…。

 

カバーの開け方も

教えてもらい、

残りは全部自分で交換できました。

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(↑カバーには虫の死骸が大量にたまってます)

 

 

はい。
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これでやっと

明るくなりましたね。

 

夜の食器洗いで

わざわざランタンを

持ち出す必要も無くなりました。

 

みんな、

ちょっとは俺に感謝しろよ!?

まぁ、電気が点いたところで

誰も気に留めないでしょうが…

 

ブレンディの安全が確保されれば

僕はそれで満足です。

 

 

以上、

パプアでの蛍光灯交換の話でした!

 

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